開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
応用理化学系学科応用物理コース
対象学年
Year
3年
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
グループ学習
授業科目名
Course Title
技術者倫理 (応物コース)
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
後藤龍彦
教員室番号
Office
K304
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5650
連絡先(E-mail)
E-mail
goto@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日16:30-18:00
授業のねらい
Learning Objectives
技術者倫理の基本概念を理解し、技術者として身につけなければならない基礎的な技術者倫理に関する知識を獲得する。そのうえで具体的な事例をとおして、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解し、倫理的ジレンマの解決方法を多様な価値観を踏まえ考察する。本授業では、講義、グループ討論、調査、分析、発表などを総合して技術者倫理を修得する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 技術者倫理に関する基本的な概念を理解し、技術者の判断が社会や環境に与える影響を理解することができる。(理解力) 30%
2. 多岐の分野におよぶ技術者倫理を継続的に学習し、総合的に技術者倫理を理解することができる。(継続学習能力) 10%
3. 現実的な事例における倫理的な問題をとおして、個人あもとよりグループで協力して問題解決に当たることができる。(問題解決能力) 30%
4. 技術者倫理をとおして、分析力、調査力などのスキルを身につけることができる。(分析調査能力) 30%
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間)22.5時間

1.  10月03日 シラバスの説明 技術者倫理とはなにか(安居先生)
2.  10月17日 倫理は怖くない教科書2章p13-23(蔵田先生)
3.  10月24日 事例研究(化学系):教科書13章p157-168
4.  10月31日 ヒューマンエラー、事例研究(化学工学系):教科書7、9章p77-86、105-115(吉田先生)
5.  11月07日 職業倫理:教科書5章p51-61(安居先生)
6.  11月14日 企業倫理:教科書5章51-61、配布プリント(竹中先生)
7.  11月21日 事例研究(生命系):教科書15章p175-184(安居先生)
8.  11月28日 事例研究(情報系):教科書11章p129-144(板倉先生)
9.  12月05日 内部告発:教科書6章p63-75(安居先生)
10. 12月12日 事例研究法
11. 12月19日 グループ討論
12.  1月16日 グループ討論
13.  1月23日 グループ討論
14.  1月30日 発表会
15.  2月06日 発表会

16.  定期試験
講師の都合で実施日が変更になることがあります。
教科書
Required Text
「オムニバス技術者倫理」北海道技術者倫理研究会編 共立出版 2200円
参考書
Required Materials
#「技術者倫理」札野順著 日本放送出版協会(3400円)(図書館所蔵)
#「科学技術者倫理の事例と考察」米国NSPE倫理審査委員会編 丸善(3000円)(図書館所蔵)
#「工業倫理入門」シンジンガー他 丸善 (3200円)(図書館所蔵)
#「技術倫理 1」みすず書房(2800円)ウイットベック(図書館所蔵)
#「技術者の倫理 入門 第3版」杉本泰治 丸善(1700円)(図書館所蔵)
#「技術者による実践的工学倫理」中村収三 化学同人(2400円)(図書館所蔵)
#「はじめて学ぶ技術者倫理の教科書」今道、札野著 丸善(1800円) 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
レポート40%、グループ討論と発表40%および定期試験20%を総合して評価し、100点満点で60%以上を合格とする。
各達成度目標の評価方法は次のように行う。
目標1について:レポート、定期試験において論述問題を出題し、評価する
目標2について:レポートで論述問題を課し、評価する。
目標3について:グループ討論および発表会において、各個人の活動状況および発表内容で達成度を評価する。
目標4について:グループ討論および発表会において、各個人の活動状況および発表内容で達成度を評価し、定期試験において論述問題を出題し、評価する。
履修上の注意
Please Note
履修上の注意、応用物理コースの学生に限る。
インターネット、パソコンの基本技術が必要
授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。
再試験は行わない。
授業風景の音声、映像等を記録することがありますので、ご協力下さい。
授業は1クラス制(大教室)と3クラス制(中教室)で実施しますので、毎時間の教室を確認して下さい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
講義に加えて調査、研究、討論、発表を行います。
授業中の質問は大歓迎。オフィスアワーなどでの質問も適宜受け付ける。
見やすいレポート(文字や書き方)を心がけること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
応用物理コースの学習・教育目標(A)「技術者倫理」、(G)「国際的に通用するコミュニケーション基礎能力と国際社会における多様な価値観を理解できる素養を身に着ける」に対応する。
JABEE学習・教育目標1(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に関する理解(技術者倫理)の達成に寄与する。
関連科目
Associated Courses
フレッシュマンセミナー
備考
Remarks