開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
2年
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
演習
授業科目名
Course Title
物理数学演習
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
本藤 克啓
教員室番号
Office
K708
連絡先(Tel)
Telephone
0143-43-5632
連絡先(E-mail)
E-mail
khondou
の後に@mmm.muroran-it.ac.jpをつける
オフィスアワー
Office Hour
平日 12:00 〜 12:50
授業のねらい
Learning Objectives
物理を理解する上で重要な数学的手法について講義・演習を行う。物理で必要な数学を理解し、身につける事を目標とする。
現象を定量的に理解する上で必要となる、ツールとしての数学的知識を身につける。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.微分方程式を解くための基本的な手法を理解し,問題を解く力をつける。(理解力・計算力)
2.フーリエ級数・変換の概念を理解し,正しく応用できる。(理解力・応用力)
3.ラプラス変換を理解し,正しく用いることが出来る。(理解力・応用力)
4.確率・統計の意味・概念を理解する。(理解力)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間):22.5間 
基本的には「物理数学」の講義に即して進めます。

以下は、「物理数学」講義の予定
1週目
 シラバスの説明  
 1階微分方程式
  変数分離形 同次形 教科書p.1〜p.9 
  1階線形微分方程式 p.13〜17
2週〜5週目
 線形常微分方程式 p.20〜44
  線形微分方程式
  線形同次微分方程式
  線形非同次微分方程式
  演算子法
  オイラー型
6週〜8週目
 ラプラス変換 p.45〜62
9週目 
 中間試験
10週〜12週目
級数解
  正則点での級数解 p.63〜64
  ガンマ関数 p.81〜85
 フーリエ解析p.99〜117 
   フーリエ級数 
   フーリエ積分
   フーリエ変換
 2変数の偏微分方程式 
  変数分離 p.141〜144
  有限領域での重ね合わせ p.155〜165
  無限区間での重ね合わせ p.165〜167 
13〜14週目 
 確率と統計
15週目  総合演習

演習の時間 1.5時間x15週=22.5時間
教科書
Required Text
「微分方程式の基礎」 水本久夫著 培風館
参考書
Required Materials
物理学のための応用解析 初貝安弘 サイエンス社 1900円+税 #
古屋茂 微分方程式入門 サイエンス社 #
野崎良太著「道具としての微分方程式」日本実業出版社 定価(2200円+税)(図書館に1冊所蔵あり) #
 一石 賢著「道具としての物理数学」日本実業出版社 定価(2200円+税) (図書館に6冊所蔵あり)  
教科書・参考書に関する備考 レポートの課題プリントを配布します。テキストは物理数学(講義)でも用います。
成績評価方法
Grading Guidelines
100点満点中60点以上が合格点である。
100点満点でレポート100点で評価する。
履修上の注意
Please Note
1) レポートの課題は自力で解くこと。他人のレポートを写した場合,写した人も写させた人も0点とする。
2) 知識力、理解力、計算力などをつけるために、積極的に問題を解くことが必要です。
3) 授業中の質問は受け付ける。授業時間以外での質問も適宜受け付ける。
4) 授業の変更や緊急時の連絡は、授業中または掲示板で通知する。
5) 不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
Message from Lecturer
毎週レポートを課す予定である。
問題を解くことは、理解を多いに助けます。演習や自習を通じて積極的に多くの問題を解くようにしてください。  
またレポートは,採点しやすいように,大きく丁寧な文字で読みやすく書くことを心がけること。
汚い文字,急いで書いたような文字,小さすぎる文字で書いた場合は0点とする。
また,計算過程がわかるよう,文章で説明すること。説明なき場合0点とする。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
この授業の単位修得は、応用物理コースの学習・教育目標の(C)表現能力、(D)理工学基礎に対応している。Jabee基準1(d)-(1b)に対応している。
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては、1学年開講の解析A,B、および2学年開講の解析C、および物理数学(講義)を履修し、理解しておくことが必要。
備考
Remarks
なし