開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械航空創造系学科
対象学年
Year
1年
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
航空宇宙機の基礎
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
とりまとめ:境 昌宏
授業担当:高木正平,東野和幸,樋口健,溝端一秀,境 昌宏
教員室番号
Office
高木:S305, 東野:S207,樋口:A301,溝端:S304,境:B307
連絡先(Tel)
Telephone
学内内線番号(学外からは前に局番0143-46をつけて掛けてください。)
高木:5335,東野:5317,樋口:5387,溝端:5368,境:5377
連絡先(E-mail)
E-mail
高木:pantaka@mmm.muroran-it.ac.jp
東野:higashi@mmm.muroran-it.ac.jp
樋口:higuchi@mmm.muroran-it.ac.jp
溝端:mizobata@mmm.muroran-it.ac.jp
境:msakai@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
高木:火曜10:00〜12:00,
東野:金曜10:00〜12:00,
樋口:木曜 10:30〜12:00
溝端:木曜10:30〜12:00,
境:月曜10:00〜12:00
授業のねらい
Learning Objectives
航空機や宇宙機の飛行の仕組みの概略を,空気力学,推進工学,航空構造工学,および航空制御工学の4つの側面から学ぶ。できるだけ数式に頼ることなく,物理現象の本質を理解する習慣を身につける。また,2年次のコース選択の手がかりを得る。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.飛行機が空を飛ぶ仕組みの概略を説明できるようになる。
2.ジェットエンジンやロケットエンジンが推力を発生する仕組みの概略を説明できるようになる。
3.飛行機や自動車の軽く丈夫な構造の仕組みと特徴を説明できるようになる。
4.人工衛星や惑星探査機が宇宙を飛ぶ仕組みの概略を説明できるようになる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数;22.5時間
1.ガイダンス(境),航空宇宙機の歴史と最新動向(溝端)
2.航空宇宙機の飛行メカニズム入門−揚力・抗力の性質−(溝端)
3.航空宇宙機を支える流体の性質とメカニズムI(高木)
4.航空宇宙機を支える流体の性質とメカニズムII(高木)
5.航空宇宙機を支える流体の性質とメカニズムIII(高木)
6.宇宙で活躍する構造物(樋口)
7.航空宇宙機の飛行メカニズム入門−定常飛行性能−(溝端)
8. 航空宇宙機の飛行メカニズム入門−操縦の仕組み−(溝端)
9. 軽く丈夫な構造の仕組み−ものがこわれるとは?材料力学の基礎のキソ−(境)
10.軽く丈夫な構造の仕組み−航空宇宙用材料・構造についてT−(境)
11. 軽く丈夫な構造の仕組み−航空宇宙用材料・構造についてU−(境)
12.エンジンが推力を発生する仕組み−運動量収支と推力発生,ノズル流れの特徴−(東野)
13.エンジンが推力を発生する仕組み−ロケットエンジンの仕組みと特徴−(東野)
14.エンジンが推力を発生する仕組み−ジェットエンジンの仕組みと特徴−(東野)
15. まとめ・アンケート(境)
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
室津 義定、「航空宇宙工学入門 (第2版)」、森北出版、2005.
#飯野 明、「図解入門 よくわかる航空力学の基本―飛行機が飛ぶ原理と仕組み」、秀和システム、2005.
#中山直樹、佐藤晃、「図解入門 よくわかる最新飛行機の基本と仕組み―飛行機のメカニズムを基礎から学ぶ飛行機の常識」、秀和システム、2005.
#鈴木弘一、「ロケットエンジン」、森北出版、2004.
#鈴木弘一、「ジェットエンジン」、森北出版、2004.

 
教科書・参考書に関する備考 必要に応じて資料を配付する。
成績評価方法
Grading Guidelines
各分野の担当教員から出題される小テストやレポートにより評価する。100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
再試験は実施しない。 
教員メッセージ
Message from Lecturer
基礎をしっかり学びましょう。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
<機械航空創造系学科の学習・教育目標との対応>
1.工学および関連する幅広い学問分野の基礎知識、技術技能、工学デザイン能力を修める。

<航空宇宙システム工学コースの教育目的との対応>
B) 航空宇宙システム工学分野に必要な様々な知識,技術の習得
(航空宇宙工学基盤知識「専門分野の基礎と応用能力」を身につける)
E) 自発的,継続的に学習する能力を修得
(コースの全課程において身につける) 
関連科目
Associated Courses
備考
Remarks