開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 夜間主コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
推進工学 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
廣田光智 |
教員室番号 Office |
A205 |
連絡先(Tel) Telephone |
内線5367 |
連絡先(E-mail) |
hirota?mmm.muroran-it.ac.jp(?を@に変更) |
オフィスアワー Office Hour |
水曜13:00-14:45 |
授業のねらい Learning Objectives |
航空機やロケットの推進装置について,その種類と原理,ならびにそれに必要な構成要素である圧縮機,タービン等の作動原理を理解し,性能評価方法を学ぶ. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.航空機,宇宙機の発達の歴史とその技術的な発達を理解すること. 2.航空宇宙機用推進機関の種類がわかること. 3.推進機関の性能評価を行えること. 4.ガスタービンエンジンの基本性能と特性を理解し,簡単な性能計算ができること. 5.ジェットエンジンの構成要素とその役割をいえること. 6.ロケットエンジンの種類と特長をいえること. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):1.5hrs×15回=22.5hrs 1.航空宇宙機の発達と推進機関の歴史 2.航空機の推進機関の分類と推進の原理 3.ガスタービンの性能 4.ガスタービンサイクル1 理想のサイクル,実際のサイクル 5.ガスタービンサイクル2 圧縮機,タービンの仕事と効率 6.ガスタービンの構成要素1 圧縮機,タービン 7.まとめ 8.中間試験 9.ガスタービンサイクル3 燃焼器,の効率,圧縮機・タービン以外の損失 10.ガスタービンサイクル4 燃焼器,の効率,圧縮機・タービン以外の損失 11.ガスタービンの構成要素2 燃焼器 12.環境対策1 大気汚染対策 13.環境対策2 騒音対策 14.大型旅客機のための推進システム 15.まとめ |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
ザ・ジェットエンジン,ロールスロイス,日本航空技術協会 #新航空工学講座,ジェットエンジン(構造編),日本航空技術協会 #ジェットエンジン概論,J.L.ケンブロック著,梶昭次郎訳,東京大学出版 |
教科書・参考書に関する備考 | 特に指定しない(適宜資料を配付する) |
成績評価方法 Grading Guidelines |
毎回授業で行う小テスト(20点満点),中間試験(40点満点,持ち込み不可),期末試験(40点満点,持ち込み不可)の合計100点満点中60点以上を合格とする. |
履修上の注意 Please Note |
毎回授業にて小テストを行うので,電卓を持参すること. 小テストを受けなかった場合,欠席扱いとする.3回以上欠席で単位不可とする. 不合格の場合,再試験は行わない. |
教員メッセージ Message from Lecturer |
ジェットエンジン,ロケットエンジンはもちろんのこと,自動車用エンジン,船舶用のエンジンなど,推進機関は工学で学ぶすべての要素を含んでいるので,関連科目に関しては十分な復習が必要. |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
「機械工学,航空宇宙工学,材料工学は,ものづくり系産業の基幹を担う工学分野である.機械,航空宇宙,材料分野において基盤となる科学技術や様々な要素技術の基礎知識から工学設計やシステム構築の応用能力までを身につけた人材を養成する.」 の,「要素技術の基礎知識」習得にあたる. |
関連科目 Associated Courses |
熱力学,流体力学,空気力学, |
備考 Remarks |