開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科(夜) |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
解析C (機航) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
黒木場正城 |
教員室番号 Office |
Q411 |
連絡先(Tel) Telephone |
(緊急連絡はE-mailを利用のこと。) |
連絡先(E-mail) |
kurokiba@mmm.muroran-it.ac.jp ※緊急連絡のみ。件名に必ず講義名・氏名を記すこと。 |
オフィスアワー Office Hour |
毎週火曜日16時00分から18時00分 |
授業のねらい Learning Objectives |
種々の工学理論を理解する上で、変化する量一般を関数として取り扱う数学的考え方は必要不可欠である。工学現象を記述する際、多くが微分方程式で表現される。解析Cでは、解析A,Bの講義で学習した1変数関数の微分積分法、多変数関数の微分法に続いて、多変数関数の積分法について学習し、さらにそれまで学んだ数学的技術を適用して常微分方程式の解について学習する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1) 重積分法の基本的な概念を理解し、重積分の値を求めることができる。 (2) 変数変換を用いて重積分の値を求めることができる。 (3) 広義重積分の値を求めることができる。 (4) 変数分離形微分方程式を解くことができる。 (5) 同次形定数係数線形微分方程式を解くことができる。 (6) 未定係数法・定数変化法を用いて非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解を求めることができる。 |
授業計画 Course Schedule |
第 1週 重積分の定義と性質 第 2週 累次積分(1) 第 3週 累次積分(2) 第 4週 重積分の変数変換(1) 第 5週 重積分の変数変換(2) 第 6週 広義重積分 第 7週 中間試験 第 8週 変数分離形 第 9週 線形微分方程式(1) 第10週 線形微分方程式(2) 第11週 1階線形微分方程式 第12週 同次形定数係数線形微分方程式の解法(1) 第13週 同次形定数係数線形微分方程式の解法(2) 第14週 非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解の導出(1) 第15週 非同次形定数係数線形微分方程式の特殊解の導出(2) 第16週 定期試験 |
教科書 Required Text |
・教科書「理工系の微分・積分(学術図書出版社)」溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典 他4名# ・演習書「微分・積分の要点と演習」 |
参考書 Required Materials |
「微分積分学」笠原晧司著、サイエンス社# 「理工系のための実践的微分方程式」山田直記、田中尚人著、学術図書出版社 「理工基礎 常微分方程式論」大谷光春著,サイエンス社 |
教科書・参考書に関する備考 | 微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
中間試験40%、定期試験40%、演習20%の割合で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
・ 出席を重視する。出席率が低いものは上の規則では評価しない。 ・ 講義の際、演習課題を与えるので、レポートとして提出する事。レポートの提出は出欠の確認も兼ねているので留意する事。 ・ レポート演習問題を完全に解答していない答案、および氏名、出題日が記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする。 ・ 中間試験の掲示には注意する事。 ・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること。然るべき理由で受験できない場合は、 試験後2週間以内に理由書(病気の場合は医師の診断書)を提出する事。本人が連絡できない場合は代理人をとおして試験後2週間以内に必ず連絡をする事。正当な理由の場合のみ、追試験等の措置を講ずる。 ・ 出席が良好な成績が60点未満の不合格者に対して、再試験を1回行うが、再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。最終的に不合格になった者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
<学科の学習・教育目標との対応> 1.工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得 <JABEEの学習・教育目標との関連> (c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 |
関連科目 Associated Courses |
解析A、解析B、線形代数 |
備考 Remarks |