開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
応用理化学系学科 |
対象学年 Year |
2 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
有機化学B (応化コース) |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
高野信弘 |
教員室番号 Office |
H-317 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5746 |
連絡先(E-mail) |
ntakano@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
月曜日 15:00-16:00 火曜日 11:00-12:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
有機化学Bでは、有機化学A(1年前期)で学んだ基本的な知識をさらに、カルボニル、共役ジエン、アリル、芳香族化合物などの具体的な有機化合物の反応へ適用し、基礎的な反応の概念、酸と塩基、立体化学、そして化学反応の仕組みを習得し、将来のより高度な有機反応が理解できる基礎力をつける。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 有機反応を表現、説明する基本的な語彙とその意味がわかる。 (20%) 2. カルボニル、共役ジエン、アリル、芳香族化合物の基本的な構造、性質および反応がわかる。 (40%) 3. 立体化学における基本的な用語が理解でき、分子構造の三次元表現ができる。 (30%) 4. 極性反応を説明するための速度論、立体化学、反応基質および試薬の性質、反応条件がわかる。 (10%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 第 1週 有機反応の概論 第 2週 カルボニル基への求核付加反応(I)(第6章) 第 3週 カルボニル基への求核付加反応(II) 第 4週 共役と電子の非局在化(I) (第7章) 第 5週 共役と電子の非局在化(II) 第 6週 酸と塩基(I)(第8章) 第 7週 酸と塩基(II) 第 8週 酸と塩基(III) 第 9週 カルボニル化合物のヒドりド還元とGrignard反応(I) (第10章) 第10週 カルボニル化合物のヒドりド還元とGrignard反応(II) 第11週 立体化学(I) (第12章) 第12週 立体化学(II) 第13週 立体化学(III) 第14週 立体化学 (IV) 第15週 有機反応のまとめ |
教科書 Required Text |
・有機化学、奥山 格監修、丸善 |
参考書 Required Materials |
・マクマリー「有機化学」(上、中、下)第6版、東京化学同人 ・ハート「基礎有機化学」三訂版、培風館 |
教科書・参考書に関する備考 | 「HGS分子構造模型C型セット」 (丸善)を使用するので購入すること。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
成績評価方法 定期試験で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格者は再履修。 受講するときの留意点は、既習の「有機化学A」での基礎的事項をよく復習し、理解しておくこと。 後半の授業では分子模型を使用する。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義は、教科書の内容を中心に進めるので予習をしておくこと。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この科目は、応用化学科の学習・教育目標のB2 (応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を身につける)、E(広く世界に情報を求め、人と自然の調和を考えた科学技術を展開できる力を身につける) の達成に寄与する。 JABEE基準1(1)の(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養、(b)技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、および技術者が社会に対して負っている責任に対する理解(技術者倫理)、(d)該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力、(e)種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 到達目標との関連: B2 は1〜4 |
関連科目 Associated Courses |
1年次前期 有機化学A 2年次後期 有機化学C 3年次前期 有機化学実験 |
備考 Remarks |