開講学期
Course Start
2011年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械システム工学科
対象学年
Year
4
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
ロボット工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
花島直彦
教員室番号
Office
B-312
連絡先(Tel)
Telephone
来室か E-mail にて連絡すること.
連絡先(E-mail)
E-mail
hanaアットマークmondo.mech.muroran-it.ac.jp

アットマークは@に直す.
オフィスアワー
Office Hour
金曜日 10時25分〜11時55分
授業のねらい
Learning Objectives
ロボットはおもに生産現場で用いられてきたが、現在、農林水産、建設、医療福祉、消防・災害救援、サービス、家庭用など様々な分野で利用され始めている。このようなロボットを設計・制御するためには幅広い分野に渡る工学技術が必要となる。ロボット工学はこれらを系統立てた技術、学問体系であり、総合工学である。本講義では、アクチュエータ、計測制御、機構学、運動学、動力学など機械工学に関係の強い領域を中心に学ぶ.
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.代表的なアクチュエータおよびセンサの動作原理を説明することができる。(理解力、知識力)
2.モータおよび機械システムの制御についてその概要を説明できる.(理解力、知識力)
3.ロボットアームの運動学、動力学を説明でき、応用できる。(理解力、論理力)
4.ロボットアームの軌道制御、力制御等の概要を説明できる。(理解力、知識力)
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
 第1週目 シラバスの説明、ロボット概説
 第2週目 ロボット用アクチュエータ
 第3週目 ロボット用アクチュエータ
 第4週目 ロボット用センサ
 第5週目 ロボット用センサ
 第6週目 電磁モータおよび機械システムの制御
 第7週目 ロボットの機構
 第8週目 まとめと次へ進む準備
 第9週目 ロボットアームの運動学、逆運動学
第10週目 ロボットアームの運動学、逆運動学
第11週目 まとめと次へ進む準備
第12週目 ロボットアームの静力学と動力学
第13週目 ロボットアームの静力学と動力学
第14週目 ロボットの制御
第15週目 まとめ
第16週目 定期試験
# 毎回,小テストあるいはレポート課題などを課すので自宅学習をすること
教科書
Required Text
大熊繁編著「ロボット制御」オーム社
参考書
Required Materials
増田、小金澤、甲斐著「新しいロボット工学」昭晃堂
# 川崎晴久著「ロボット工学の基礎」森北出版
# John J. Craig著、三浦、下山訳「ロボティクス」共立出版
# 中川、伊藤著「ロボット工学概論 」成山堂書店
# 有本 卓著「ロボットの力学と制御」朝倉書店
# 白井良明編著「ロボット工学」オーム社
# 吉川恒夫著「ロボット制御基礎論」コロナ社 
教科書・参考書に関する備考 他に必要な資料は適宜プリントとして配付する。
成績評価方法
Grading Guidelines
定期試験の結果で判定。100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
80%以上出席していない者は定期試験の受験資格を失うので注意すること。
再試験は行わない(不合格の場合は再履修)。
教員メッセージ
Message from Lecturer
就職活動などで事情があって欠席する場合は,代替の課題等により出席相当と見なせることもあるので,担当教員に申し出ること。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
(1) 学科の学習・教育目標の、(A)-4 機械システム工学に関る知識とそれらを問題解決に応用できる能力、に対応している。
(2) この授業の単位修得は、JABEE基準1(1)の(d):該当する分野の専門技術に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、に対応している。
関連科目
Associated Courses
この科目の履修にあたっては、機械力学、電気電子工学、計測工学、制御工学、システム制御工学、機械システム設計学などを履修しておくことが望ましい。
今後の関連科目は、機械情報設計法、卒業研究I、II(テーマに依存)である。
備考
Remarks