開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 Year |
3 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
材料加工学 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
桃野 正 |
教員室番号 Office |
K611 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5637 |
連絡先(E-mail) |
momono@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
通常:毎週火曜日 10:30-12:00 (時間があればいつでも対応可) |
授業のねらい Learning Objectives |
材料加工とは鋳造、塑性加工、粉末冶金、溶接、切削など機械工学における機械工作とよばれる分野と対応する範囲の技術を総称するが、当講義では金属の塑性加工を中心として講述する。私たちの生活の中で、また高度に発達した今日の技術分野で、塑性加工がどのような役割を果たしているのかを考える。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1)設計,製作の基礎となる主要な加工方法の原理と応用について学ぶ。 (2)基本的加工方法、加工限界,加工における潤滑の問題を習得する. (3)塑性加工の原理を理解する. (4)塑性加工に必要な基礎的な塑性力学を学び,材料と加工と製品のつながりを系統的に理解する。 (5) 加工法選択の指針を自ら導き出せる能力を養う。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間(実時間):22.5時間 第1週 シラバスの説明,材料加工の概念 第2週 素材のつくり方 第3週 加工法概論:せん断加工、曲げ加工、深絞り加工、張り出し成形 第4週 加工法概論:スピニング加工、引抜き加工、押出し加工 第5週 加工法概論:鍛造 第6週 材料の特性と塑性加工T 第7週 材料の特性と塑性加工U 第8週 塑性加工のトライポロジー 第9週 塑性力学の基礎T 第10週 塑性力学の基礎U 第11週 塑性力学の基礎(演習) 第12週 加工および解析の実際T 第13週 加工および解析の実際U 第14週 加工及び解析の実際(演習) 第15週 まとめ |
教科書 Required Text |
「基礎塑性加工学」、川並高雄他偏著、森北出版 |
参考書 Required Materials |
講座・現代の金属学、材料編11「金属加工」、日本金属学会 日本材料学会編「塑性加工学」、養賢堂 |
教科書・参考書に関する備考 | 講義に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布する。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
60点以上を合格点とする。その成績は定期試験の成績(60%),レポート・課題の提出(40%)により総合評価する。不合格者にはレポートを課した後に一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
履修上の注意 Please Note |
1)知識力、理解力、計算力などの向上を目指すために、適宜小テストを実施する。 2)授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知する。 3)再試験は一度しか行わない。 4)不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
ものづくりに関する総合科目として、今までに学習した内容が試されます。1,2年次で学んだ内容を復習する意味でも、真摯に履修していただきたい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
材料工学コースの学習目標 (A)多面的思考能力と(D)材料工学の専門能力に対応している。 また、JABEE基準1(1)の(a)および(d)(2)に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
材料プロセス学,材料力学,材料強度学,実用材料学, 材料科学A,B 設計製図学,工学実験A,B,C |
備考 Remarks |