開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
機械航空創造系学科 |
対象学年 Year |
3年 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
必修 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義,演習 |
授業科目名 Course Title |
コミュニケーション技法 (機械・航空コース) |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
藤木裕行,齋藤努 |
教員室番号 Office |
藤木:B304 齋藤:A207 |
連絡先(Tel) Telephone |
藤木:0143-46-5323 齋藤:0143-46-5354 |
連絡先(E-mail) |
藤木:fujiki@mmm.muroran-it.ac.jp 齋藤:saito@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
藤木:水曜日13:30-14:30,17:00-18:00 齋藤:火曜日15:00‐17:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
学生諸君が大学(さらには大学院)を卒業後,企業や研究所で活躍する過程で「自分は優れた研究や開発を成し遂げたのだ!」といかに自己満足していても,それが具体的かつ説得力のある「技術報告書」や「学術論文」の形で上司や学会に認められないかぎり,その成果をさらに発展させることはできない。技術者が仕事を円滑に進めて業績を正当に評価してもらうためには,文章と図面ならびに口頭発表による「コミュニケーション技術」すなわち「技術文章・図面の作成法とプレゼンテーション・ディベート技術」に練達することが不可欠である。 そこで,コミュニケーション技法では学術論文執筆を最終目標にして,技術者が習得すべき「技術文章のイロハ」から「実験リポートの作成法」と「卒業論文」ならびに「学術論文」を構築するための基本技術までを講義し,さらに毎回演習問題に取り組ませることで講義内容を的確に駆使できるように訓練する。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1. 技術文章の基礎である「誤字脱字の削除」,「常用漢字限定」など技術文章の基本を実践できる。 2. 実験リポートあるいは卒業論文の執筆法を理解し,具体的に活用できる。 3. 図面作成の基礎である線図の作成法と作図力学を理解し,効果的な図面を描くことができる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 第1週 オリエンテーション - - - - - 技術文章が書けないかぎり,技術者生命はない 第2週 表の作成法,図の種類と線図の作成法+演習 - - - - - 高校時代の図面は,大学では通用しない 第3週 作図力学と作図テクニック +演習 - - - - - 生データ図法とスクリーントーン技法 第4週 科学・技術論文の構成とその知的技法 - - - - - 読ませる論文にするためには 第5週 文章作成の基本ルール+演習 - - - - - 技術文章以前の作文ルール(誤字,送りがな) 第6週 中級文章表現法+演習 - - - - - 常用漢字の使用と漢字・ひらがな表記 第7週 知的な文章作成技術 +演習 - - - - - 文章の流れ制御と焦(じ)らせて落とす文末表現 第8週 知的なプレゼンテーション技術+演習 - - - - - 説得力のあるプレゼンのためのノウハウ 第9週 演習問題特訓 第10週 演習問題特訓 第11週 第1回試験(基礎編)技術文章学の基礎を習得しているかを確認する試験 第12週 第2回試験(中級編) 第13週 第3回試験(上級編) 第14週 第4回試験(最上級編) 第15週 総まとめ - - - - - 試験結果の発表とアンケート調査 |
教科書 Required Text |
「知的な科学・技術文章の書き方」中島利勝,塚本真也 共著(コロナ社) # 「知的な科学・技術文章の徹底演習」塚本真也著(コロナ社) |
参考書 Required Materials |
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教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
演習問題集,ならびに4回連続試験の成績による評価。合格点は60点以上。 |
履修上の注意 Please Note |
・履修には出席率(=出席回数/講義回数)80%以上が必要。 ・不合格または出席率80%未満の者は来年度以降に再履修とする。 ・再試験は行わない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
実験レポート,卒業論文等の作成やその他,社会人になってからの技術文書作成に必要な最低の知識を勉強します。単に講義を聴くだけではなく,授業時間中にも実際に演習問題を解くことにより必要な知識を身体に覚え込ませる授業ですので,欠席しないようにして下さい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
<学科の学習・教育目標との対応(機械コース)> (E)コミュニケーション能力の修得 ・日本語および英語により情報収集や意思疎通ができる <JABEEの学習・教育目標との関連> (f)日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力 |
関連科目 Associated Courses |
○この科目の履修を必要とする科目、または関連する科目 機械システム工学実験,航空宇宙工学実験,機械科学実験,ロボティクス実験, 機械科学設計法,ロボティクス設計法,航空宇宙機設計及び製作T, 航空宇宙機設計及び製作U,卒業研究I,II |
備考 Remarks |