開講学期 Course Start	2011年度 前期
授業区分 Regular or Intensive	週間授業
対象学科 Department	建設システム工学科　土木コース
対象学年 Year	4
必修・選択 Mandatory or Elective	選択
授業方法 Lecture or Seminar	演習
授業科目名 Course Title	構造設計演習
単位数 Number of Credits	2
担当教員 Lecturer	菅田紀之
教員室番号 Office	D212
連絡先(Tel) Telephone	0143-46-5220
連絡先(E-mail) E-mail	sugata＠mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー Office Hour	水曜日12:00〜12：45 金曜日12:00〜12：45
授業のねらい Learning Objectives	土木構造物である鉄筋コンクリート橋を設計することにより，構造力学や鉄筋コンクリート構造学等の関連科目がどのように応用されるかを理解する。また，鉄筋コンクリート構造物を限界状態設計法により設計する方法を習得する。
到達度目標 Outcomes Measured By:	１．鉄筋コンクリート橋の構成要素を理解し説明を行うことができる。 ２．構造力学や鉄筋コンクリート構造学等がどのように設計に応用されるのかを理解し説明することができる。 ３．鉄筋コンクリート橋として必要な性能を満足するように限界状態設計法を用いて設計を行うことができる。 ４．CADを用いて製図を行うことができる。
授業計画 Course Schedule	総授業時間数：４５時間 　１週目　設計条件および断面寸法の決定、設計荷重 　２週目　床版の設計 　３週目　主桁の設計・・・格子桁理論、荷重 　４週目　主桁の設計・・・荷重分配影響線の算定 　５週目　主桁の設計・・・曲げモーメントの算定 　６週目　主桁の設計・・・せん断力の算定 　７週目　主桁の設計・・・曲げに対する安全性の照査 　８週目　主桁の設計・・・せん断に対する安全性の照査 　９週目　主桁の設計・・・使用性の照査および疲労に対する照査 １０週目　横桁の設計 １１〜１５週目　CADを用いた製図 ・設計演習を進めるにあたり、土木コンクリート構造学の内容について自宅学習が必要です。
教科書 Required Text	菅田紀之著「鉄筋コンクリート道路橋の設計」 # 小林和夫著「コンクリート構造学　第３版」森北出版
参考書 Required Materials	土木学会編「2007年制定　コンクリート標準示方書［設計編］」土木学会 # 日本道路協会「道路橋示方書（I共通編・IIIコンクリート橋編）・同解説」」日本道路協会
教科書・参考書に関する備考	教科書「鉄筋コンクリート道路橋の設計」は授業において配布する。 教科書「コンクリート構造学」は土木コンクリート構造学１および２で使用した本である。
成績評価方法 Grading Guidelines	合計100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 設計書80%および図面20%で評価する。
履修上の注意 Please Note	欠席等による設計計算の遅れは、自習により取り戻す必要があります。 最初の提出物で不合格場合、再提出された提出物で評価する。 授業では電卓を使用する。
教員メッセージ Message from Lecturer	授業の最初に演習内容の説明を行い、その後、各自の設計条件に従い設計を進めることになります。設計を進める上で不明な点等がある場合には、進んで質問をするようにしてください。
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy	土木コースの学習・教育目標との関係 〇 (C)将来能力 〇 (D)土木専門基礎 ◎ (E)実験・実習
関連科目 Associated Courses	この科目の履修にあたっては、１年後期開講の土木構造力学I（必修））、２年前期開講の土木構造力学IIa（必修）および３年前期開講の土木コンクリート構造学I（必修）の内容を理解していることが望ましい。
備考 Remarks