開講学期
Course Start
2011年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科土木工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
衛生工学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
吉田英樹
教員室番号
Office
D307
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5278
連絡先(E-mail)
E-mail
gomigomi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜 12:00〜12:30
火曜 12:00〜12:30
授業のねらい
Learning Objectives
本講義は上水道、下水道及び廃棄物処理処分に関して、その都市環境施設としての現代的意義と課題について触れ、基本計画、水源、取水、水輸送、水処理、汚泥処理・処分、廃棄物処理・処分の方法及びこれら施設を設計する場合の基本的事項について講述する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.上下水道の目的、計画論、施設設計の方法論を習得する。とくに上水の輸送・処理や下水の排除・処理にどのような考え方や方法がとられているかを理解する。
2.廃棄物処理処分の目的、計画論、施設設計の方法論を習得する。とくに循環型社会の形成に必要な廃棄物や資源の収集・処理・処分にどのような考え方や方法がとられているかを理解する。
3.上下水道や廃棄物処理処分などの、いわゆる都市の衛生に関連した施設が歴史的にどのように位置づけられ、またこれからの社会でどのような役割や課題を持っているのかを理解する。
授業計画
Course Schedule
授業計画
総授業時間数(実時間):24時間
第1週 衛生工学概説
第2週 上水道(1)基本計画
第3週 上水道(2)水源と取水、導水、送水、配水、給水
第4週 上水道(3)浄水(凝集、沈殿、ろ過、消毒)
第5週 上水道(4)浄水(高度処理)
第6週 下水道(1)基本計画
第7週 下水道(2)下水処理(1次処理、 活性汚泥法)
第8週 下水道(3)下水処理(高度処理)
第9週 下水道(4)汚泥処理
第10週 廃棄物処理処分(1)廃棄物の収集・処理計画
第11週 廃棄物処理処分(2)資源リサイクル(一般廃棄物)
第12週 廃棄物処理処分(3)資源リサイクル(産業廃棄物)
第13週 廃棄物処理処分(4)廃棄物の焼却処理 
第14週 廃棄物処理処分(5)廃棄物の埋立処分
第15週 まとめ、上・下水道及び廃棄物処理処分の今後の課題
第16週 定期試験 
教科書
Required Text
住友 恒 他 著 新版「環境工学」 理工図書
参考書
Required Materials
北海道大学工学部衛生環境工学コース編 「健康と環境の工学」 技報堂出版 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
成績は60点以上を合格とする。 ただし、評価は以下のようにする。
演習レポート:30%、定期試験:70%
必要に応じ60点未満の者には再試験を課し、 再試験が60点未満の者は再履修とする。
履修上の注意
Please Note
環境管理工学を履修していることが望ましい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
土木技術者が都市の衛生的な基盤となる上水・下水・廃棄物に係わる施設の計画や管理を取り扱っている重要性を理解しよう。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
土木コースの学習・教育目標との関係
○(C)将来能力
○(D)土木専門基礎
◎(F)環境保全・防災
○(G)自然調和(ED教育)
関連科目
Associated Courses
「流れの力学」、「水理学I」、「水理学II」、「環境管理工学」の知識が本科目の基礎となる.
備考
Remarks