開講学期
Course Start
2011年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
建築社会基盤系学科 土木工学コース
対象学年
Year
3
必修・選択
Mandatory or Elective
必修
授業方法
Lecture or Seminar
実験
授業科目名
Course Title
土木実験
単位数
Number of Credits
1
担当教員
Lecturer
木村克俊,木幡行宏,栗橋祐介
教員室番号
Office
D312(木村)
D302(木幡)
D207(栗橋)
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5269(木村)
0143-46-5281(木幡)
0143-46- 5225(栗橋)
連絡先(E-mail)
E-mail
kimura@mmm.muroran-it.ac.jp
kohata@news3.ce.muroran-it.ac.jp
kuri@news3.ce.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
月曜日 12:00〜12:30 ,金曜日 12:00〜12:30(木村)
月曜日 12:10〜12:50 ,火曜日 12:10〜12:50(木幡)
月曜日 12:00〜12:50 ,火曜日 12:00〜12:50(栗橋)
授業のねらい
Learning Objectives
土木構造物の設計・施工時に重要である土およびコンクリート等の材料物性に関する標準的な物理試験および力学試験と河川・海岸構造物に関する水理実験を実施し,講義で学んだ理論・知識の理解を深める。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1.土に関する標準的な物理試験および力学試験を行うことができる。
2.コンクリートおよび鉄筋コンクリート部材を作成し,その標準的な試験を行うことができる。
3.各種試験を通して土およびコンクリートに関する性質を理解し説明することができる。
4.水理実験を通して水の流れ、圧力等の基本的な性質を理解し説明することができる。
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);33.75時間
土に関する試験
 1.土粒子の密度試験
 2.粘性土の液性限界・塑性限界試験
 3.土の粒度試験
 4.圧密試験,土の締固め試験
 5.土の一面せん断試験,一軸圧縮試験
 6.砂のパイピング試験(透水試験)
コンクリートに関する試験
 1.コンクリートの配合設計
 2.フレッシュコンクリートのスランプおよび空気量試験
 3.コンクリートの圧縮強度試験
 4.鉄筋の引張試験
 5.鉄筋コンクリート梁の製作
 6.鉄筋コンクリート梁の曲げ載荷試験
水理に関する実験
 1.オリフィスからの流出
 2.浮体の安定
 3.運動量に関する実験
 4.水面形に関する実験
 5.波浪に関する実験
教科書
Required Text
地盤工学会「土質試験,基本と手引き(第1回改訂版)」
土木学会 「土木材料実験指導書 2005年改訂版」
参考書
Required Materials
地盤工学会「土質試験の方法と解説(第1回改訂版)」
小林一輔著「最新 コンクリート工学 第5版」森北出版
土木学会編「2002年制定 コンクリート標準示方書[基準編]」土木学会
土木学会編「2002年制定 コンクリート標準示方書[施工編]」土木学会
土木学会編「水理学実験指導書(平成13年度版)」土木学会 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
60点以上を合格とする。その成績は,レポート80%,授業への取組み20 %で評価する。ただし,全項目の履修が前提である。不合格の場合には再履修すること。
履修上の注意
Please Note
土質力学I,II,土木構造力学I,II,土木コンクリート工学,および水理学I,IIの内容を理解していることが望ましい。
教員メッセージ
Message from Lecturer
少人数教育を実施するために、クラスを2つに分けける。第1週から第12週までは「土に関する試験」と「コンクリートに関する試験」を隔週交互に行う。第13週からは「水理に関する実験」を行い,理論・知識の理解度を深めることができるように授業計画を立てている。
実験室内における試験装置等の取扱に関しては、危険を伴う場合があるので必ず教員あるいはTAの指示に従うこと。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
土木工学コースの学習教育目標との関係
◯(D)土木専門基礎
◎(E)実験演習
関連科目
Associated Courses
土質力学I,II,土木構造力学I,II,土木コンクリート工学,および水理学I,IIを履修していることが望ましい。また,その後の応用科目として,地盤防災工学や土木コンクリート構造学I が併行して開講されている。
備考
Remarks