開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
全学科
対象学年
Year
3年
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義
授業科目名
Course Title
社会環境論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
丸山 博
教員室番号
Office
Q509
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5817
連絡先(E-mail)
E-mail
maruyama@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日15:00~16:00
授業のねらい
Learning Objectives
国内外の環境問題を理解するとともに、行政や市民がなしうる問題解決へのアプローチを考える。
到達度目標
Outcomes Measured By:
国内外の環境問題の歴史と構造を踏まえて、その解決に至る道筋を考える姿勢を身につける。
授業計画
Course Schedule
総時間数=24時間
1 イントロダクションー社会環境論の体系
2 自然と人間との共生に向けて 
2-1 脱原子力へ
2-1-1 原子力問題の所在
2-1-2 原子力政策の問題
2-1-3 原発と地域社会
2-2 生物種の絶滅と地域資源管理
2-2-1 近代農業と生態系の破壊
2-2-2 生物種の絶滅と生物多様性の保全
2-2-3 先住民族文化と生物多様性
2-3 近代開発の象徴としてのダム問題
2-3-1 徳島県木頭村のダム反対運動
2-3-2 北海道二風谷のダムとアイヌ文化
2-3-3 小豆島における伝統産業とダム開発
3 環境問題の今日的課題
自給、自治、伝統的知識、民主的意思決定などの視点から環境問題を分析し、一人ひとりがプレゼンテーションを行う。
教科書
Required Text
特定の教科書は使用しない。
参考書
Required Materials
丸山博編著『内発的発展と地域社会の可能性』(法律文化社, 2006)
丸山博編著『アイヌ民族の復権』(法律文化社, 2011) 
教科書・参考書に関する備考 授業で指示します。
成績評価方法
Grading Guidelines
授業への積極性30点、レポート70点とし、合計100点満点中60点以上を合格とします。(80点以上:優、70~79点:良、60~69点:可)なお、特別の理由がなく、3回以上欠席したものは評価の対象者にはなりません。  
履修上の注意
Please Note
授業への積極的参加を期待します。
教員メッセージ
Message from Lecturer
国理解できないことがあれば、遠慮なく授業時間内または授業前後に質問をし、自分自身で納得がいくまで、それぞれのテーマに徹底的に取り組んでみてください。また、学生諸君がこれから自分で環境について考えていく際の思考のよりどころのひとつを本講義によって得られたなら、うれしく思います。 
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEEの「地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に対応します。
関連科目
Associated Courses
現代の社会A,B
社会環境基礎論
基層文化論
基本的人権論
社会環境アセスメント論
備考
Remarks