開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
集中講義
対象学科
Department
全学科(昼間)
対象学年
Year
2年
必修・選択
Mandatory or Elective
選択(高等学校教育職員免許状「情報」「数学」「理科」取得希望者には必修)
授業方法
Lecture or Seminar
集中講義(2012年3月を予定)
授業科目名
Course Title
教育学概論
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
荒井眞一(窓口:若菜 博)
教員室番号
Office
若菜:Y205
連絡先(Tel)
Telephone
若菜:0143-46-5818
連絡先(E-mail)
E-mail
若菜:wakana@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
若菜(窓口)のオフィスアワー
月曜日13:00〜14:30
授業のねらい
Learning Objectives
 前半で,教育基本法などを中心とした戦後日本の教育理念を考察し,教育理念がそこに到達するまでの日本の教育に関する歴史および思想を分析する。その際,「個」と「公」の関係に一つの焦点をあてる。また,現代的・国際的な課題として子どもの権利条約についても扱う。
そして,これらの教育理念を実現するために整備される教育法規・教育制度や学校経営・学級経営のあり方について検討する。
 後半で,戦後日本の教育課程・教育実践の思想・歴史を概括しながら,科学を本格的に教えようとした優れた授業実践をできるだけ多く紹介し,そのような授業を創り出すための教授学的知見について考察する。
到達度目標
Outcomes Measured By:
(1)日本の教育に関する歴史および思想を学ぶ。
(2)優れた授業を創り出すための教授学的知見について学ぶ。
授業計画
Course Schedule
授業総時間数:22.5時間

第1回 オリエンテーション
第2回 教育基本法の形成史
第3回 教育勅語と教育基本法
第4回 近代日本における「個」と「公」
第5回 子どもの権利条約
第6回 日本の教育関係諸法規の概説
第7回 日本の教育制度の概説
第8回 学校経営の課題
第9回 学級経営の課題─学習集団の形成と学習形態
第10回 授業とは何か─授業の再現可能性と授業技術
第11回 戦後日本の教育課程論の展開(1)経験主義の授業と教育課程論
第12回 戦後日本の教育課程論の展開(2)総合・合科について
第13回 日本の子どもの学力の実態と知離れ─数学・理科などを中心に
第14回 日本における科学教育実践の到達点
第15回 教授学の知見と課題
教科書
Required Text
 テキストはとくに指定しない。
 講義中にプリント資料などを配付する。必要に応じてビデオを使用する。
参考書
Required Materials
参考文献は講義中にその都度紹介する。 
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
毎回の授業で課すミニレポート(70%を目途)および全授業終了後に課すレポート(30%を目途)で成績の評定を行う。
100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
高等学校教諭1種免許(数学)(情報)(理科)取得希望者を対象とする。
高等学校教諭1種免許(数学)(情報)(理科)取得にとって必修。
「副専門教育」の単位とはならないことに注意。
不合格者は再履修となる。
教員メッセージ
Message from Lecturer
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
教職原論
備考
Remarks