開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
2年 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
社会環境アセスメント論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
貝澤耕一、松名 隆 |
教員室番号 Office |
Q301(非常勤講師室)、またはQ614(松名教員室) |
連絡先(Tel) Telephone |
46-5848(非常勤講師室),46−5800(共通講座事務室)または46−5834(松名) |
連絡先(E-mail) |
pine@mmm.muroran-it.ac.jp(松名) |
オフィスアワー Office Hour |
時間の詳細は教員に事前確認のこと。または、木曜日17:00〜18:00(松名) |
授業のねらい Learning Objectives |
社会環境アセスメントの方法を、北海道の先住民族アイヌの文化環境保全対策調査から分析し、アセスメントの意義と問題点を考察するなかで、アイヌの歴史的文化に学びつつ、自然と人間との共生のありかたについて考える。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.社会環境アセスメントの方法の概要を、具体的な事例に基づいて理解する。 2.アイヌの文化環境保全対策調査の意義と問題点の考察から、アセスメント自体の方法的意義と 問題点を理解する。 3.アイヌの文化環境保全対策調査から得られた知見に基づいて、自然と人間との共生のありかた についての具体的な理解を深める。 |
授業計画 Course Schedule |
主として「アイヌ文化環境保全対策調査・総括報告書」(2006年3月、北海道平取町発行)に沿って、授業を進める。 第1回 これからの講義内容について〜自己紹介を兼ねて 第2回 アイヌ文化環境保全対策調査の経緯と方針 第3回 アイヌ文化環境保全対策調査の対象と方法 第4回 沙流川流域の歴史の概観と二風谷ダム建設 第5回 平取ダム建設予定地の額平川流域の歴史 第6回 イウォロ(生活資源確保の場)としての額平川流域 第7回 信仰の場としての額平川流域 第8回 額平川流域のアイヌ語地名 第9回 平取ダム水没予定地および周辺での植物採集 第10回 平取ダム水没予定地と額平川流域のアイヌ文化的利用の現状 第11回 二風谷ダム建設・運用後の沙流川の現状 第12回 平取ダム建設で予想される自然的・文化的影響 第13回 影響についての住民の意見 第14回 アイヌ文化環境保全対策調査の意義と問題点 第15回 アイヌの歴史的文化から学ぶ自然と人間との 総授業時間数:22.5時間 |
教科書 Required Text |
教科書使用予定。詳細は初回講義の際に説明する。 |
参考書 Required Materials |
配布する資料で適宜紹介する。 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポート50%と試験50%によって評価する。100点満点で60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
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教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養に対応する。 |
関連科目 Associated Courses |
社会環境基礎論、基層文化論、アジアの文化、自然再生論 |
備考 Remarks |