開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
全学科 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
西洋の歴史 (前半8週) |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
横川大輔 |
教員室番号 Office |
非常勤講師控室 |
連絡先(Tel) Telephone |
前期期間中の問い合わせは、丸山博(0143-46-5817)までお願いします。 |
連絡先(E-mail) |
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オフィスアワー Office Hour |
講義終了後 |
授業のねらい Learning Objectives |
本講義では、ヨーロッパが形成されたとされる中世から、近代世界にいたるまでのヨーロッパの歴史的世界において、「知」のあり方がどうであったかという問題をあつかう。その際、とりわけのちの世界に重要なインパクトを与えた西ヨーロッパの、さらに一般的な人々というよりは指導層にあった人々の「知」を中心に扱う。これらは、異文化理解への道を開き、ひいてはわれわれが大学において学ぶということの意味をとらえなおすことにつらなるだろう。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
(1)中世以降のヨーロッパの歴史の基礎知識を獲得する。(40%) (2)ヨーロッパ独自の文明が生まれてきた背景を理解する。(30%) (3)現在のわれわれが生きる世界の特徴について、みずから思索する。(30%) |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間:45分/60分×2×8=12時間 週 授業内容等 1週目 ガイダンス:ヨーロッパを理解すること+シラバスの説明等 2週目 動物裁判という現象―中近世ヨーロッパ世界と「知」 3週目 キリスト教ヨーロッパの誕生と「知」 4週目 12世紀の革新 5週目 ルネサンスと宗教改革 6週目 「17世紀の科学革命」 7週目 まとめ 8週目 テスト |
教科書 Required Text |
教科書は用いない。講義内容をまとめたレジュメと参考資料を毎回配布する。 |
参考書 Required Materials |
講義において触れた個別テーマに関しては、その都度参考書などを提示するが、本講義全体の理解を深めるものとして、次のものなどがある。 J・ル=ゴフ(川崎万里訳)『子どもたちに語るヨーロッパ史』筑摩書房、2009年 入江幸二他編著『ヨーロッパ史への扉』晃洋書房、2006年 近藤和彦編『西洋世界の歴史』山川出版、1999年 中井義明他『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房、2007年 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
定期試験によって判断する。形式は授業の中で説明する。100点満点中60点以上を合格とする。 やむを得ない事情によって試験を欠席したものに対しては、別途課題を課す。 |
履修上の注意 Please Note |
1.出席が良好でない者には、試験の受験資格を認めない。 2.授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 3.再試験は行わない。不合格の場合は再履修とする。 4.成績評価を含めた重要事項の説明とそれに関する質問等を第1週目に行う。履修希望者は第1週目は必ず出席することが望ましい。 5.この講義は全7回+テストで構成される。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
歴史はより多くの年号を暗記したり、細かい知識をむやみやたらに集めることと思ってませんか? そうではなく、歴史はわたしたちとことなる時空間に生きていた人々のことを理解し、さらにそのことを通じて現代のわれわれを理解しようとする知的な営みです。この営みには、わたしたちが見ている世界をさらに広げてくれる可能性があります。みなさんも参加してみませんか? |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
JABEE基準 (a)地球的視点から多面的に物事を考える能力 (b)技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 |
関連科目 Associated Courses |
「市民と公共」コースのヨーロッパ史 |
備考 Remarks |