開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
副専門教育課程 コース別科目 |
対象学年 Year |
4 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
輪講 |
授業科目名 Course Title |
ゼミナール「思考と数理」B |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
加藤正和 |
教員室番号 Office |
Q404 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5809 |
連絡先(E-mail) |
mkato@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
木曜日 15:00 - 17:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
・ 3年目まで数理科学の基礎を学んできて更に勉強したい学生のために開設する。 ・ 3年間で得た知識をベースとして、工学的・理学的に数理科学的思考力を育成することを目的とする。 ・ 数理科学コースで学習してきた数学の基礎を踏まえ、さらに詳しく数学を学ぶことを目的とする。 ・ より発展的な教科書を読み進みながら理解し、その内容を発表することで、ある程度レベルの高い数学を学習していく。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
フーリエ解析の理論を理解し、具体的な問題へ応用する力を身につける事を目標とする。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間):22.5時間 ゼミナール「思考と数理」B は、桂田と加藤の二人が担当します。第一回目の講義は、ゼミナールの配属を決めるのでQ棟4階のQ402の数学ゼミ室に集合して下さい。桂田が担当するゼミナールの内容は、S5411 ゼミナール「思考と数理」B(桂田英典)のシラバスを参照して下さい。 ・ テキストにある項目を順次、輪講(セミナー)していく。 ・ 発表者は自分が分からないところを見つけ、それを自ら解決し黒板にて説明をする。 ・ 聴講者は自分が分からないところを質問、または補足などを行う。 以下の項目について、順次、テキストを輪講する。 1.微分方程式と行列 2.Fourier 級数と微分方程式 3.Fejer の定理 4.Weierstrass の多項式近似定理 5.無限次元複素線型空間 6.Fourier 展開 7.Fourier 級数の微分可能性 8.Euler の公式 9.線型微分方程式 10.等周問題 11.Weyl のエルゴード定理 |
教科書 Required Text |
『フーリエ解析講義 理論と応用』、杉山健一著、講談社サイエンティフィク |
参考書 Required Materials |
『フーリエ解析 理工系の数学入門コース 6』、大石進一 著、# 『フーリエ解析と偏微分方程式 技術者のための高等数学』、E.クライツィグ 著、近藤次郎 他 訳、培風館# 『フーリエ解析 工学基礎演習シリーズ 1』、H.P. スウ 著、佐藤平八 訳、森北出版# 『フーリエ解析入門 プリンストン解析学講義』、Elias M. Stein 他 著#、日本評論社 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
輪講における発表の仕方、質問内容、質問への受け答え方で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
不合格者は再履修とする。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
講義は受身の場合が多いが、輪読は理解する、説明する、発言するという自主性が求められる。 日本語力、理解力、プレゼンテーション能力など複数の能力が不可欠となる。 数学とは何か、分かるとは何か、疑問をもって臨んでほしい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
<JABEEの学習・教育目標との関連> 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力 |
関連科目 Associated Courses |
解析A,解析B,解析C,線形代数,線形空間 |
備考 Remarks |
オフィスアワー以外にも在室時には質問などに対応します。 |