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開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
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授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
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対象学科 Department |
全学科 |
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対象学年 Year |
1 |
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必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
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授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
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授業科目名 Course Title |
日本の憲法 |
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単位数 Number of Credits |
2 |
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担当教員 Lecturer |
菊地 洋 （窓口：丸山博） |
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教員室番号 Office |
Q－３０１ （非常勤講師控室） |
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連絡先(Tel) Telephone |
０１４３－４６－５８４８ （非常勤講師控室） |
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連絡先(E-mail) |
担当者への直接の連絡方法は、初回の授業にてお伝えします。 窓口へは、 maruyama＠mmm.muroran-it.ac.jp |
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オフィスアワー Office Hour |
水曜日授業終了後に質問時間を設けます。気軽に声をかけてください。 |
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授業のねらい Learning Objectives |
この授業では、「国家の基本法・最高法規である憲法の意義」、「立憲主義の歴史的展開・憲法の基本原理について」、「人権保障の理論」の3点を中心に解説します。常に憲法の全体構造を意識し、理論的な説明に偏らないように、受講生の関心を持つような具体的事例などを用い、受講生との質疑応答も加えながら、授業を展開したいと考えています。 |
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到達度目標 Outcomes Measured By: |
１．憲法とはどのような法で、立憲主義とはどのような考え方かを理解する。 ２．近代から現代への歴史発展のなかで、憲法や人権保障がどのように変遷していったかを理解する。 ３．基本的な理論や学説・判例を知る。 ４．現在の日本社会のありようについて考える。 |
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授業計画 Course Schedule |
総授業時間 45分／60分×2×16＝24時間 １．講義ガイダンス―そもそも憲法って何なの？― ２．私たちに保障されている基本的人権 ①人権の観念、内容、享有主体 ３．私たちに保障されている基本的人権 ②人権の制約、公務員・在監者の人権など ４．私たちはどこまで自由か？―幸福追求権と人権の限界― ５．平等であるということ―平等権・平等原則― ６．心の中をのぞかれないということ―内心の自由について― ７．伝える自由があるということ―表現の自由について― ８．市場経済の中で暮らすということ ①経済的自由について ９．市場経済の中で暮らすということ ②生存権、労働基本権 １０．万一、罪をおこした場合―刑事手続上の権利― １１．私たちには「主権」がある―国民主権について― １２．立法権って何なの？―国会の仕組みと働き― １３．行政権って何なの？―内閣と行政権の統制― １４．いちばん身近な民主主義―地方自治の光と影― １５．なぜ、憲法が論争の的になるのか？―平和主義・戦争放棄、憲法改正について― １６．試験 |
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教科書 Required Text |
麻生多聞ほか著『初学者のための憲法学』（北樹出版、2008）定価2700円＋税 |
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参考書 Required Materials |
参考書については、それぞれの講義において紹介させていただきます。 |
| 教科書・参考書に関する備考 | |
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成績評価方法 Grading Guidelines |
授業の参加状況（配点１０％）、数回行う小テストもしくはレポート（配点２０％）、期末試験結果（配点７０％）をもとにして、判断します。100点満点中、60点以上を合格とします。 |
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履修上の注意 Please Note |
初学者を対象にしていますが、中学の公民レベルや高校の現代社会レベルの知識があると、講義は理解しやすくなると思われます。そのため、中学・高校レベルの知識に不安を感じる受講生は、当時の教科書などを読み返しておくことをおすすめします。不合格者は再履修をすることができます。 |
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教員メッセージ Message from Lecturer |
この授業は、時間的制約もあるため、憲法学のすべてを語りつくせるものではありません。受講生には、座学の講義にとどまらず、日ごろから新聞やテレビ報道などで疑問をもったことを自ら調べるという姿勢を持つことを期待します。 |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
ＪＡＢＥＥ基準 （a)地球的視点から多面的に物事を考える能力 （b）技術者が社会に対して負っている責任に関する理解 |
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関連科目 Associated Courses |
平和と憲法、現代民主主義論、基本的人権論、地方自治論、ゼミナール「市民と公共」 |
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備考 Remarks |
憲法というと、何かお堅いイメージばかりが先行しているかもしれませんが、決してそんなことはありません。みなさんも社会人になると、人権や国家とは何かを考えることは、意外と多くなるかもしれません。そんなときのためにも、憲法について基本的なことを皆さんと一緒に学ぼうというのがこの授業です。 |