開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
数理システム工学専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
離散数学特論 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
森田英章 |
教員室番号 Office |
Q410 |
連絡先(Tel) Telephone |
e-mail 使用のこと |
連絡先(E-mail) |
morita @ mmm. muroran - it. ac. jp |
オフィスアワー Office Hour |
水曜日 16:30−18:00 |
授業のねらい Learning Objectives |
代数学における群およびその表現について解説する。代数系の基礎となる群論の果たす役割は、数学の様々な分野へ及んでいる。本授業では、群論の必要最小限な基礎を確立したのち、有限群の表現論、特に対称群の表現論の展開を概観することを目的とする。 This series of lectures is an introduction to the theory of groups and its representations. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
以下の項目に関する基礎的な理論を理解する。 群の定義、部分群、剰余類、群の準同型、有限群の表現、対称群とその表現 |
授業計画 Course Schedule |
概ね以下の流れに沿って講義を展開する。 一つの話題に1ないし2回の授業を充てる: 1.群の定義 2.部分群と剰余類 3.正規部分群と剰余群 4.群の準同型と準同型定理 5.群の表現 6.半単純代数 7.対称群とその表現 8.生成元と関係式 9.テンソル積 10.誘導表現 |
教科書 Required Text |
教科書は使用しない。 |
参考書 Required Materials |
群論への入門(都筑俊郎、サイエンス社) # J. L. Alperin and R. B. Bell, Groups and representations, GTM 162, Springer-Verlag, 1995. # B Sagan, The Symmetric Group: Representations, Combinatorial Algorithms, and Symmetric Functions, 2nd edition, GTM 203, Springer-Verlag, 2001. |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポートにより評価する。 |
履修上の注意 Please Note |
線形代数を履修していることが望ましい。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
わからないところは、質問してください。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
本専攻の学習・教育目標 (1) 数学に関する高度な専門知識、工学分野の基礎的素養、及び特定の分野に偏らない分野横断的な思考の修得 (2) 数学の幅広い素養と数学を基にした数式処理・数値実験等の専門的知識の修得 (3) 数理科学の2つのふへんせい(普遍性、不変性)の重要性を理解し、物事を統一的な視点から眺め、処理する能力の修得 (4) 数学的知識と数理的思考により専門知識を活用・応用し、学際的な諸問題の解決と新技術の創生に貢献できる能力の修得 に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
計算機代数システム特論 (線形代数,線形空間−学部) |
備考 Remarks |