開講学期
Course Start
2011年度 後期
授業区分
Regular or Intensive
集中講義
対象学科
Department
公共システム工学専攻
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
ゼミ方式
授業科目名
Course Title
地方行政論U
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
二宮公太郎、永松俊雄
教員室番号
Office
Q612(二宮)
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5822(二宮)
連絡先(E-mail)
E-mail
ninom@mmm.muroran-it.ac.jp(二宮)
オフィスアワー
Office Hour
質問等は、授業終了後に受け付けます。
授業のねらい
Learning Objectives
社会課題を解決するために必要とされる基盤的知識・技術の中で、この授業では主に政策企画、政策内容に関する知識と政策過程及び政策過程のマネジメントに関する基本的知識・技術の習得を目的とする。
なお、レクチャーとケースメソッドによる授業(具体的事例をもとにした質疑応答・討論などの実践的授業)を予定している。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1. 行政(自治体)に関する知識
2. 公共政策学(政策をツールとした課題の解決)に関する知識
(1)政策企画に関する基礎知識
(2)政策過程のマネジメント(障害を乗り越えて課題を解決するための対処法)に関する知識・スキル
の習得。
授業計画
Course Schedule
授業計画は概ね以下のとおりだが、一部変更する場合もある。詳細は初回のガイダンスの際に説明する。
(1) 政策に関する知識
 @ 政策の概念と政策体系
 A 政策企画の手順(情報収集、課題/目的設定、手段の検討、予算編成過程、関係者の同意)
(2)政策過程とマネジメントに関する知識
 @ 課題設定と非決定
 A 政策形成
 B 実施
 C 政策過程のマネジメント
(3)ケーススタディ
各人で具体的政策課題を選定、現状分析、問題点の摘出を行い、課題解決のための政策処方について具体的検討を行う。中間報告を行った上でレポートとしてまとめる。
総授業時間数(実時間): 45分/60分×2×15回=22.5時間
教科書
Required Text
参考書
Required Materials
足立幸夫・森脇俊雅編著(2003)『公共政策学』ミネルヴァ書房
早川純貴他(2004)『政策過程論−政策科学への招待』学陽書房 
教科書・参考書に関する備考 特定の教科書は使用しない。
必要な情報・教材は、適宜プリントとして配布する。
成績評価方法
Grading Guidelines
レポート、課題の達成状況及び授業中の議論への参加度で評価する。
履修上の注意
Please Note
不合格者は再履修とする。
教員メッセージ
Message from Lecturer
この授業は、社会課題を解決するために必要な政策企画やその政策を実現するためのマネジメントに関する基礎的知識・技術の習得を主な目的としているが、併せて学生諸君がこれから出会うであろう様々な問題を解決するために必要な能力の付与・向上を念頭に置いている。自分なりの考え方やアプローチを見いだす1つの機会としてもらいたい。
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
JABEE基準
(a)地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養
(f)日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力(うち日本語コミュニケーション能力)
(g)自主的、継続的に学習できる能力
(h)与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力
関連科目
Associated Courses
公共システム構造論、地方行政論T、憲法と公共システム、自治体経営論T、自治体経営論U
備考
Remarks