開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
集中講義 |
対象学科 Department |
航空宇宙システム工学専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
航空宇宙通信工学特論 |
単位数 Number of Credits |
1 |
担当教員 Lecturer |
高野 忠 |
教員室番号 Office |
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連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
takano@ecs.cst.nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
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授業のねらい Learning Objectives |
本講義における通信とは、単なるメッセージの交換のみならず、距離や速度の測定、位置の確認(GPSなど)さらにはエネルギー伝送などの技術を意味する.ロケット,人工衛星,深宇宙探査機あるいは宇宙基地などのいわゆる宇宙機や航空機を、制御・運用するため不可欠なものである.周波数的には、マイクロ波から光波までを含んでいる.本講義ではこれらのシステム構成,原理,回路素子について学ぶ.必要に応じ,最新の研究動向も紹介する. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
航空宇宙システムに必須となる通信技術について,理解すること.システムを構築するための全般的知識の取得を第一とし,できれば特定項目の研究能力の開発も目指す. またはやぶさを例として、探査機の運用とどのように関わるか理解する. |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数:12時間 第1回:航空宇宙通信工学のシステム全体の中での位置づけ.発展の歴史. 第2回:数億km離れた宇宙探査機と通信する. 第3回:通信衛星により地球上の通信を行う. 第4回:レーザ光で宇宙空間の通信を行う. 第5回:レーダで飛行機やロケットの位置や速度を測る. 第6回:RARRで衛星や宇宙探査機の位置や速度を測る. 第7回:GPSで地上の車や宇宙の衛星・ロケットの位置を測る. 第8回:宇宙から地球にエネルギーを送る. |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
・高野忠,佐藤亨,柏本昌美,村田正秋,“宇宙工学シリーズ1−宇宙における電波計測と電波航法” (第2版),コロナ社,2005,3月. #・高野忠,小川明,坂庭好一,小林英雄,外山昇,有本好徳,“宇宙工学シリーズ4−宇宙通信および衛星放送”コロナ社,2001、11月. #・(3)吉岡、松岡(編)、“宇宙太陽発電衛星のある地球と将来”、慶応義塾大学出版会、2008. |
教科書・参考書に関する備考 | 毎回,講義内容の概略の資料を配る. |
成績評価方法 Grading Guidelines |
レポート(1〜2回)と出席状況により評価する.合計100点満点で採点し,60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
再試験は実施しない。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
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学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
・システム技術と基盤技術の関係の理解 ・実践的システム技術と基盤技術の理解 |
関連科目 Associated Courses |
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備考 Remarks |