開講学期 Course Start |
2011年度 後期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
情報電子工学系専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
演習 |
授業科目名 Course Title |
知能システム学演習 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
須藤秀紹、渡部 修 |
教員室番号 Office |
須藤:V616 渡部:R308 |
連絡先(Tel) Telephone |
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連絡先(E-mail) |
須藤:suto@csse.muroran-it.ac.jp 渡部:watanabe@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
須藤:火曜日 15:00-16:00(V307にて実施) 渡部:木曜日 16:30-17:30(R308にて実施) |
授業のねらい Learning Objectives |
本演習では、知能システムの具体的な研究手法を実習を通して習得する。演習では、人工的な知能システムを実装したソフトウェア開発、あるいは人間の知覚能力を測定する心理物理実験に関連した実践的な実習を行う。 特に前半では、単純な視覚心理実験を、実験計画からOpenGLを用いた視覚刺激の作成、データの分析まで通して行うことで、座学では得られないノウハウを習得する。また後半では、ゲーミングとシミュレーションを中心に、人の意志決定のメカニズムについて学ぶ。 |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
・OpenGLを用いて単純な知覚実験を計画・実施できる。 ・Schemeを用いて簡単な数式処理ができるようになる。 |
授業計画 Course Schedule |
総授業時間数(実時間);22時間30分 1週目: ガイダンス 2週目: 視覚心理実験の解説と、実験計画(1) 3週目: 実験計画(2) 4週目: 実験計画の報告 5週目: 視覚刺激の作成 6週目: 制御ルーチンの作成 7週目: 視覚心理実験の実施と分析 8週目: 実験結果のプレゼンテーション 9週目: シミュレーションとゲーミングの概要 10週目: ゲーミングの基本 11週目: ゲーミングの例(1) 12週目: ゲーミングの例(2) 13週目: 意志決定とモデリング 14週目: 経済モデル 15週目: マルチエージェントシミュレーション 前半7週(2-8週)を渡部が、後半7週(9-15週)を須藤が担当する。 |
教科書 Required Text |
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参考書 Required Materials |
田中良久 著「心理学的測定法 第2版」東京大学出版会(5,200円+税) # G.A.ゲシャイダー 著「心理物理学 方法・理論・応用 上巻」北大路書房(3,800円+税) # G.A.ゲシャイダー 著「心理物理学 方法・理論・応用 下巻」北大路書房(4,700円+税) # OpenGL ARB 著「OpenGLプログラミングガイド 第2版」ピアソン・エデュケーション(12,000円+税) # |
教科書・参考書に関する備考 | 必要な資料は演習時間中に適時配布し、解説を行う。 |
成績評価方法 Grading Guidelines |
・二人の担当者により与えられた課題のプレゼンテーション結果により成績を決定する(プレゼンテーションは2回行うこととなり、各回50点)。 ・上記の合計点が、100点満点中60点以上の場合合格とする。 ・指定日にプレゼンテーションを行わないものは成績評価の対象とせず不合格とする。 |
履修上の注意 Please Note |
・この科目の履修にあたっては、講義「知能システム学特論」を必ず履修すること。 |
教員メッセージ Message from Lecturer |
現代社会の様々な分野において、人間のような適応的な情報処理、および人との高度なインタラクションを行える知能システムの要求が増大してきている。本演習を通して、これらの研究・実験手法を実践的に習得し、今後の研究開発に生かしてほしい。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
この授業科目は情報電子工学系専攻の学習・教育目標の全ての項目に対応している。 |
関連科目 Associated Courses |
講義「知能システム学特論」では、本演習を実施する際の基礎となる理論的知識を教授する。 |
備考 Remarks |