開講学期 Course Start |
2011年度 前期 |
授業区分 Regular or Intensive |
週間授業 |
対象学科 Department |
公共システム工学専攻 |
対象学年 Year |
1 |
必修・選択 Mandatory or Elective |
選択 |
授業方法 Lecture or Seminar |
講義 |
授業科目名 Course Title |
地盤工学基礎 |
単位数 Number of Credits |
2 |
担当教員 Lecturer |
川村志麻 |
教員室番号 Office |
D301 |
連絡先(Tel) Telephone |
0143-46-5282 |
連絡先(E-mail) |
skawamur@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー Office Hour |
火曜日12:00〜12:50 木曜日12:00〜12:50 |
授業のねらい Learning Objectives |
土質力学体系の根幹をなす有効応力の概念を理解するとともに、地盤内の応力の算定方法、圧密現象と土のせん断強さに関する基本的な考え方を習得する.さらに、これらの基礎知識がどのように地盤防災や地盤環境問題に適用されるのかを学ぶ. |
到達度目標 Outcomes Measured By: |
1.有効応力の概念を理解し,土中の鉛直有効応力と静水圧を算出することができる. 2.地盤内の応力分布を理解し,半無限弾性地盤上の分布荷重による地盤内応力を算出できる. 3.テルツァギーの一次元圧密理論を理解し,圧密方程式を誘導できる. 4.粘土地盤の最終圧密沈下量の算定と圧密過程における沈下量の経時変化を説明できる. 5.モールの応力円を理解し,土のせん断強さを説明できる. |
授業計画 Course Schedule |
1週目 有効応力の概念と土中の有効応力と静水圧の算定 2週目 有効応力の意味合いと不飽和土のサクション 3週目 地盤内の応力分布 4週目 土の圧密と圧縮 5週目 テルツァギーの一次元圧密理論−圧密方程式の誘導と解 6週目 圧密試験と整理法 7週目 粘土地盤の最終圧密沈下量の算定と経時変化 8週目 正規圧密粘土と過圧密粘土,二次圧密 9週目 土のせん断強さの表現法 10週目 物体内に生じる応力,モールの応力円 11週目 モール・クーロンの破壊規準 12週目 土のせん断試験の種類 13週目 非排水せん断強さ 14週目 強度増加率 15週目 間隙圧係数と砂質土のせん断強さ |
教科書 Required Text |
教科書:土質力学,足立格一郎著,共立出版 |
参考書 Required Materials |
土質力学,石原研而著,丸善 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 Grading Guidelines |
授業中に提示する課題に対するレポートを総合して、80点以上を優、79点〜70点を良、69点から60点を可、59点以下を不可と評価する。また、出席70%を履修条件とする。出席に満たないものは成績評価の対象としない。 |
履修上の注意 Please Note |
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教員メッセージ Message from Lecturer |
建設システム工学科を卒業した学生以外を対象とします。 |
学習・教育目標との対応 Learning and Educational Policy |
公共システム工学専攻 (1)分析・解決能力 |
関連科目 Associated Courses |
地盤防災工学特論 |
備考 Remarks |