開講学期
Course Start
2011年度 前期
授業区分
Regular or Intensive
週間授業
対象学科
Department
機械創造工学系専攻 材料工学コース
対象学年
Year
2
必修・選択
Mandatory or Elective
選択
授業方法
Lecture or Seminar
講義と課題
授業科目名
Course Title
固体相転移学
単位数
Number of Credits
2
担当教員
Lecturer
岸本弘立
教員室番号
Office
K212
連絡先(Tel)
Telephone
0143-46-5615
連絡先(E-mail)
E-mail
hkishi@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー
Office Hour
火曜日10-12時
授業のねらい
Learning Objectives
火力・原子力発電システムに用いられている構造材料、特に高クロムフェライト・マルテンサイト鋼を中心に、実用材料における相変態や転位蓄積、析出挙動といった微細組織的な変化と材料特性との相関や、熱および高エネルギー粒子による固体構造と特性への影響について学ぶ。
到達度目標
Outcomes Measured By:
1 フェライト・マルテンサイト鋼に関する状態図・冷却曲線を理解する
2 熱・粒子線照射誘起の固体構造および相変化について理解する
3 粒子線効果、微細組織変化、材料特性変化の基本的な関係について理解する
授業計画
Course Schedule
総授業時間数(実時間);24時間
第1週 講義の全体像の説明
第2週 高クロムマルテンサイト鋼
第3週 照射効果の概要
第4週 ウラニウム化合物の変態
第5週 ジルカロイ合金の性質
第6週 低合金鋼の性質
第7週 高クロム鋼と核融合炉材料
第8週 照射損傷形成の基礎
第9週 荷電粒子の衝突とエネルギー損失
第10週 原子レベルの照射効果
第11週 引張強度特性の照射効果 
第12週 衝撃特性とヘリウム脆化
第13週 破壊靱性と疲労特性
第14週 量子エネルギー材料
第15-16週 まとめ
教科書
Required Text
High Chromium Ferritic Martensitic Steels for Nuclear Applications; R. L. Klueh, D. R. Harres, ASTM を中心にプリントを配布
参考書
Required Materials
High Chromium Ferritic Martensitic Steels for Nuclear Applications; R. L. Klueh, D. R. Harres, ASTM #
材料組織学;杉本孝一、長村光造、山根壽己、牧正志、菊池潮美、落合庄次郎、村上陽太郎、朝倉書店、図書館所蔵 #
核融合炉材料;井形直弘(編)、培風館、図書館所蔵  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法
Grading Guidelines
授業中の質疑応答、演習およびレポートで評価。
100点満点の60点以上を合格とする。
履修上の注意
Please Note
教員メッセージ
Message from Lecturer
学習・教育目標との対応
Learning and Educational
Policy
関連科目
Associated Courses
学部の熱力学、材料科学Aおよび材料科学B
備考
Remarks