開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 情報工学科夜間主コース3年 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 演習 |
授業科目名 | 情報工学演習D |
単位数 | 2 |
担当教員 | 木島康隆 (窓口教員:倉重健太郎) |
教員室番号 | V407 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5489 |
連絡先(E-mail) | 木島:yasutaka.kishima@gmail.com (倉重:kentarou@csse.muroran-it.ac.jp) |
オフィスアワー |
木島康隆 : 木曜日 15:30-16:30 (V407室) 倉重健太郎 : 木曜日 15:30-16:30 (V407室) |
授業のねらい | コンピュータによるシミュレーション演習を行い,現実世界をモデル化し,予測を立てるとはどういうことか体験する.特にその過程で必要となる数値計算の知識修得を具体的な目標とし,数値計算に関するプログラミング能力を修得する. |
到達度目標 | 微分方程式といった数学分野の問題や偶然等に支配される身近な問題に対し,解を得るためのアルゴリズムの理解と選択を行う能力の獲得を目標とする.特にC言語を用いて,適切なアルゴリズムの使用・プログラムの実装・データの取得と分析を行う. |
授業計画 |
第1週:ガイダンス 第2週:ロジスティック方程式による人口推移のシミュレーション(1-1) 第3週:ロジスティック方程式による人口推移のシミュレーション(1-2) 第4週:ロジスティック方程式による人口推移のシミュレーション(1-3) 第5週:ロジスティック方程式による人口推移のシミュレーション(1-4) 第6週:年代別人口モデルによる人口推移のシミュレーション(1-1) 第7週:年代別人口モデルによる人口推移のシミュレーション(1-2) 第8週:年代別人口モデルによる人口推移のシミュレーション(1-3) 第9週:年代別人口モデルによる人口推移のシミュレーション(1-4) 第10週:n本腕バンディット問題を解くプログラムの作成(1-1) 第11週:n本腕バンディット問題を解くプログラムの作成(1-2) 第12週:n本腕バンディット問題を解くプログラムの作成(1-3) 第13週:n本腕バンディット問題を解くプログラムの作成(1-4) 第14週:n本腕バンディット問題を解くプログラムの作成(1-5) 第15週:n本腕バンディット問題を解くプログラムの作成(1-6) |
教科書 | |
参考書 | 河西朝雄「C言語によるはじめてのアルゴリズム入門」技術評論社 |
教科書・参考書に関する備考 | 演習内容及び演習課題をテキストとして配布する. |
成績評価方法 |
成績は,演習中の提出課題により評価する. 不合格の場合には再履修すること. |
履修上の注意 | 授業の情報(詳しいスケジュール・配布資料・出欠情報・レポート提出状況など)は,情報工学科・はたおり虫で通知します. |
教員メッセージ |
プログラミングは,とても便利だけど,とても手間がかかる,というのも一面です.しかし使い方が分かってくれば,ほんのちょっとの手間で,ほんのちょっと幸せになれる知識でもあります.コンピュータで存分に使うもよし,携帯電話・携帯ゲーム機などで日常的に使える便利なツールを作るもよし.しかし,それだけにとどまらず,モノの考え方・捉え方といったコンピュータを使わない分野にも応用が利きます.使い方が分かれば分かるほど,自身にとって便利なものとなっていきますので,がんばってください! |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している. 情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. |
関連科目 | 情報工学演習A・Bにて基礎を修得しておくこと. |
備考 | 演習によるプログラミング技術の修得を目的とするため,出席を単位取得の必要条件とする.やむを得ず欠席する場合は,必ず届け出ること. |