開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械システム工学科 |
対象学年 | 3年 (夜間主コース) |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 実験 |
授業科目名 | 機械工学実験 |
単位数 | 1.5 |
担当教員 | 湯浅友典 |
教員室番号 | B-309 (取りまとめ担当).各担当者の部屋は第1週の説明会で配布する資料を参照. |
連絡先(Tel) | 0143-46-5347 (取りまとめ担当).各担当者の部屋は第1週の説明会で配布する資料を参照. |
連絡先(E-mail) |
yuasa@mmm.muroran-it.ac.jp (取りまとめ担当).各担当者の部屋は第1週の説明会で配布する資料を参 照. |
オフィスアワー | 月曜16-17,火曜11-12 (取りまとめ担当).各担当者の部屋は第1週の説明会で配布する資料を参照. |
授業のねらい | 機械システム工学科の各研究分野に関連する題材について,それぞれの目的に沿って計画された実験を実行し,結果を検討して,題材に設定された問題に対する考察,結論を得る過程を学ぶ.さらにこれらの結果を実験レポートとしてまとめる過程を通じて,報告書作成能力を養う. |
到達度目標 |
1.各実験テーマに関する内容を理解し,その基礎知識が得られる. 2.個々の実験を通じて実験の手法(測定試料の準備・設定方法,測定器・実験装置の操作方法)を習得できる. 3.実験遂行上生じるトラブルへの対応がとれるようになる. 4.測定データを処理・解析し,必要なグラフや表等に整理でき,かつ定量的な考察ができるようになる. 5.標準的な実験レポートの体裁・形式にまとめることができる. |
授業計画 |
講義の第1回目に説明会を実施する.資料配付と実施法の説明を行うので,必ず全員出席のこと. 下記の内容を順次交代で行う.ただし,実施直前までに変更の可能性もあるので必ず説明会に出席のこと. 実験テーマ 1.ディーゼル機関の性能試験 2.充填粒子層の流体透過特性と流動化 3.材料試験ー鋼材の引張り試験 4.切削実験 5.DCサーボモータの制御 6.画像処理と計測 7.歯車諸元の解析 8.航空機構造材料の応力解析 9.超音速噴流のシュリーレン可視化実験 総授業時間数(実時間):22.5時間 |
教科書 | |
参考書 |
「レポートの組み立て方」 木下是雄 著 ちくま学芸文庫 「理科系の作文技術」 木下是雄 著 中公新書 |
教科書・参考書に関する備考 | 各研究室で準備された指導書および装置を利用する. |
成績評価方法 |
1.出席が必須条件.欠席は認めない.やむを得ず欠席する場合は事前に連絡すること. 2.実験レポートは実験後1週間以内に提出すること.必ず提出すること. 3.受理されたレポートは100点満点で採点される.全テーマの点数の平均点を算出し本科目の成績とする. 4.全テーマのうち1つでも欠席またはレポート未提出,レポート不合格があれば本科目が不合格となり,翌年再履修により再度全実験テーマが課せられるので注意が必要. 5.提出したレポートに不備があれば,再提出の指示があるので従うこと.再提出などにより各教員が減点をする場合がある. 6.以下の条件を満たした者が合格者となる. A.全実験テーマに出席すること. B.全ての実験テーマのレポートを期限内に提出し,いずれも60点以上の評価を得ること. 7.標準的なレポートの体裁・形式が整っており,内容に不備・誤りがなければ60点以上,記述・考察内容が最近数年の標準レベルに達していれば70点以上,データ解析や考察等に独自の工夫や努力があり標準以上のレベルと判断できれば80点以上.ただし,これらの判断は各担当教員に委ねられる. |
履修上の注意 |
1.実験は一つでも欠席があれば,単位を習得できない. 2.再試験は行わない. 3.不合格者は再履修すること. |
教員メッセージ | 健康管理に気をつけて頑張ること.必ず電卓,筆記用具を持参すること.実験はやや汚れる場合もあるのでふさわしい衣服を着用のこと. |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は,各プログラムの学習・教育目標の, (B) 実験の実施と結果の評価に必要な実験技術の修得(コンピュータ取り扱い能力を含む). (E) コミュニケーション能力やグループ意思決定能力の涵養. に対応している. |
関連科目 |
履修科目:物理学実験,工作法実習,情報メディア基礎,計測工学 この科目を必要とする科目:データの統計解析,卒業研究 |
備考 | 講義第1回目に全体の説明会を行う.資料配付,実施方法等説明を行うので,必ず出席すること.過年度生も必ず説明会に出席すること. |