開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 機航
対象学年 1
必修・選択 必修
授業方法 講義・演習
授業科目名 解析B (機航)
単位数 3
担当教員 黒木場正城
教員室番号 Q411
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オフィスアワー
授業のねらい 解析Aに引き続いて、微分積分学を学ぶ。解析Bでは、1変数関数の積分法および多変数関数の極限・連続性・偏微分法を理解することを目的とする。
到達度目標 1.1変数関数の積分の概念と性質を理解し、計算することができる。
2.多変数関数の極限や連続性について理解することができる。
3.偏微分法について理解し、計算と応用ができる。
4.多変数関数の極値を求めることができる。
授業計画 総授業時間数(実時間):36時間
1. 1変数関数の積分の定義
2. 1変数関数の積分の性質
3. 連続関数の積分
4. 不定積分
5. 1変数関数の積分の計算
6. 部分積分法、置換積分法
7. 広義積分
8. 中間試験
9. 2変数関数の極限と連続性
10. 偏導関数
11. 全微分
12. 合成関数の偏微分法
13. Taylor展開とMaclaurin展開
14. 極値問題
15. 条件つき極値問題
教科書 ・教科書「理工系の微分・積分(学術図書出版社)」溝口宣夫・五十嵐敬典・桂田英典 他4名#
・演習書「微分・積分の要点と演習」
参考書 「微分積分学」笠原晧司著、サイエンス社#
「要説 わかりやすい微分積分」 小川卓克著、サイエンス社 
教科書・参考書に関する備考 微積分の本は数多く出版されているので、図書館などで自分に合ったものを探し、参考にして下さい。
成績評価方法 中間試験30%、定期試験40%、演習30%の割合で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。
履修上の注意 ・ 出席を重視する。出席率が低いものは上の規則では評価しない。
・ 講義の際、演習課題を与えるので、次回の講義時にレポートとして提出する事。レポートの提出は出欠の確認も兼ねているので留意する事。
・ レポート演習問題を完全に解答していない答案、および氏名、出題日が記載されていない答案は、提出しても未提出の扱いとする。 
・ 中間試験の掲示には注意する事。
・ 中間試験、定期試験は必ず受験すること。然るべき理由で欠席の場合は、 試験後2週間以内に理由書を提出する事。正当な理由の場合のみ、追試験等の措置を講ずる。
・ 出席が良好な成績が60点未満の不合格者に対して、再試験を1回行うが、再試験合格者の成績は試験の得点に関わらず60点とする。最終的に不合格になった者は再履修すること。
教員メッセージ 講義での疑問点などは、そのままにせずに気軽に質問して下さい。
学習・教育目標との対応 <学科の学習・教育目標との対応>
1.工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得
(b) 数学基礎とその応用能力
<JABEEの学習・教育目標との関連>
(c) 数学、自然科学及び情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
関連科目 解析A、解析C
備考