開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学科 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 設計論 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 吉田 豊 |
教員室番号 |
H-304 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5766 |
連絡先(E-mail) | gityoshi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 火曜日 13:00〜15:00 |
授業のねらい | 化学工学プロセスにおける機械の設計と製図について、特にJIS製図法や設計における基礎的項目である材料力学および熱流体力学などの基本的用語の理解や基礎的概念を修得する。 |
到達度目標 |
1.機械設計製図の基礎的知識の習得のため、製図一般知識とJISに基づく機械製図法について読図を中心に理解し、基本的用語を使用するができる。(知識力)(25%) 2.設計に必要な材料力学の基礎として弾性理論、材料試験法について理解し,使用することができる。(計算・論理力) (25%) 3.設計に必要な熱および流体力学の基礎を理解し、基本的用語を用いた説明ができるようになり、プラント設計などの基本設計を行うことができる。(計算・論理力)(25%) 4.少なくとも基本的用語を理解し、それを用いた説明が出来るようになること。(理解力)(25%) |
授業計画 |
講義には主に用意した資料を使用し,板書形式で行なう。講義中に複数回小テストを行う予定であり,作図を行う機会も多いため,電卓と定規を毎回用意すること。 総時間数(実時間):22.5時間 第1週 講義の概要 第2週 製図:一般事項 第3週 製図:製図規格、記号 第4週 製図:製図規格、記号 第5週 製図:投影法、読図 第6週 弾性論:応力とひずみ 第7週 弾性論:3次元弾性論、応力算定 第8週 材料試験 第9週 破壊理論、応力とひずみ計測 第10週 熱力学:基礎概念 第11週 流体力学:基礎概念 第12週 熱および流体力学;定義、法則などの基礎概念 第13週 大気 第14週 流体の動力学:ベルヌーイ、レイノルズ数 第15週 流体の動力学:管摩擦係数 |
教科書 | |
参考書 |
講義資料に利用する参考書として, #日本工業基準調査会 「機械製図JIS B0001]日本規格協会(附属図書館蔵) #小川義郎著 「機械設計法上・下」産業図書(附属図書館蔵) #林則行・富坂兼嗣著 「機械設計法」森北出版(附属図書館蔵) #川本眺万著 「応用弾性学」 共立出版(附属図書館蔵) #工藤英明著 「塑性学」 森北出版 (附属図書館蔵) #佐野新三、有江幹生共著「水力学および水力機械」工学図書 (附属図書館蔵) #原田幸夫著「流体力学」槙書店 (附属図書館蔵) |
教科書・参考書に関する備考 | 授業に使用する資料や製図用紙など適宜配布する。 |
成績評価方法 | 成績は定期試験80%、小テスト20%を加味して60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
授業中の板書内容については十分に復習すること。 不合格者には再試験を実施し,60点以上を合格とする。 再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
教員メッセージ |
応用化学科のカリキュラム中では特に物理的要素の多い科目であるが、出来るだけ身の回りの事象を例に説明するので異なった先入観を持たぬように。オフィスアワーに講義内容の質問に限らず,気軽に教員室を訪ねてください。 |
学習・教育目標との対応 | 学科の学習・教育目標B(専門的知識化学工学)の達成に寄与する。 |
関連科目 |
この科目の履修に当たっては化学数学演習、化学工学量論,移動論、拡散単位操作、機械的単位操作を履修しておくことが望ましい。 |
備考 |