開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学科 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 実験 |
授業科目名 | 生物工学実験 |
単位数 | 1.5 |
担当教員 | 菊池慎太郎、チャン ヨンチョル、選考中教員 |
教員室番号 | U407(菊池)、U409(チャン)、選考中教員室は未定 |
連絡先(Tel) |
0143-46-5741(菊池) 0143-46-5757(チャン) 選考中教員は未定 |
連絡先(E-mail) |
shintaro(at)mmm.muroran-it.ac.jp (菊池) ychang(at)mmm.muroran-it.ac.jp (チャン) 選考中教員は未定 |
オフィスアワー |
(菊池)原則として水曜日の午後1時から午後5時 (チャン)原則として金曜日の午前9時から12時 (選考中教員)未定 |
授業のねらい | 微生物取り扱い実験や微生物機能改変実験を通して、現代バイオテクノロジーに関する基本概念の理解を図る。また免疫反応に関する基礎実験を通して生物工学技術の実際的応用について理解させる。さらにインターネットを利用して生物工学領域の科学情報検索についての習得を図る。 |
到達度目標 |
1.実習によって生物工学領域の基本技術を理解し、実施することができる(20%)。 2.微生物の取り扱い法を学び、発酵等の簡単な生物反応を設計することができる(20%)。 3.生体試料の取り扱い法を学び、バイオテクノロジー領域の技術特性を理解することができる(20%)。 4.生物工学領域で頻用される装置や機器について理解し、これらを使用することができる(20%)。 5.インターネットデータベースを利用して生物工学領域の科学情報を入手し、活用することができる(20%)。 応化目標のB,Cは1〜5で,Eは5で,Fは1〜5に基づいたレポート作成で,Gは2で達成する。 |
授業計画 |
授業の総実時間数:33.75 時間 第1週に実験に際しての諸注意、レポート提出法等のオリエンテーションを行ない、2回目以降に以下の実験を行なう。 第1回実験:微生物培養のための培地の調製 第2回実験:固形培地への酵母の接種と培養、及び酵母細胞の固定化 第3回実験:固定化酵母によるアルコール生産とガスクロマトグラフィによるアルコール定量 第4回実験:固定化酵母によるアルコール生産と消費原料の定量 第5回実験:抗原−抗体反応 第6回実験:インターネットによる文献検索 |
教科書 | |
参考書 | (1)菊池慎太郎編著 「微生物工学」三共出版#(2)日本発酵工学会編 「微生物工学:基礎と応用」 産業図書#(3)鈴木智雄監修 「微生物工学技術ハンドブック」 朝倉書店#(なお、これらの参考書はいずれも本学図書館蔵) |
教科書・参考書に関する備考 | 第1週のオリエンテーションの際に実験書を配布する |
成績評価方法 | 成績評価は、すべての実験への出席と実験項目についてのレポート提出を条件とし、実験態度を40%、レポート評価を60%とする。100点を満点とし、60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
実験スペースの関係から受講者を二つのグループに分け、同時期に開講される「化学工学実験B」と並行して授業を行ないます。一つのグループは前半7.5週で「生物工学実験」を15回、後半7.5週で「化学工学実験B」を15回行い、もう一つのグループは前半で「化学工学実験B」、後半で「生物工学実験」を行います。履修登録時には注意してください。 |
教員メッセージ | 実験書に「レポート作成のポイント」を明記し、実験の目的を理解しやすくしてあります。漫然と実験するのではなく、目的意識や問題意識をもって実験することを望みます。 |
学習・教育目標との対応 |
この科目は応用化学科の教育目標 B:専門的知識−生物工学 C:継続的学習 E:情報検索 F:論理的思考力とコミュニケーション能力 G:実際的な応用能力 の達成に寄与する。 |
関連科目 | 3年前期開講 「微生物科学」、3年後期開講 「微生物化学工学」、3年後期開講 「環境生物工学」 |
備考 |
やむを得ない事情で実験を欠席した者で、担当教員が「正当な事情」と認めた者については、欠席した実験項目のひとつについてのみ、後日、実験とレポート提出を認める場合がある。 |