開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 材料物性工学科3年 |
対象学年 | 3 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義及び演習 |
授業科目名 | セラミックス材料学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 佐々木 眞 |
教員室番号 | Y―601 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5655 |
連絡先(E-mail) | sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月曜 13:00 〜 15:00 |
授業のねらい | 結晶構造学,固体化学および固体物性基礎論で学んだ固体構造,化学結合,固体の電子的性質の基礎に立って,さまざまな高機能セラミック材料の事例・応用例を理解し,セラミック材料に関する材料化技術を修得する。 |
到達度目標 |
1.主要な結晶構造の特徴や結合状態を理解し,問題を解くことができる。(計算力) 2.セラミック材料の機能と応用に関し,関連づけて述べることができる。(理解力) 3.セラミック材料の合成法を理解し,具体的な例をあげて説明ができる。(知識力) |
授業計画 |
総授業時間数(実時間):22.5時間 週 授 業 内 容 等 備 考 1回目 シラバスの説明,セラミックス概論 2回目 1.1 基礎化学 pp.2-21(教科書) 3回目 1.2 結晶構造 pp.22-37 4回目 1.3 成形と焼結 pp.38-57 5回目 2.1 電磁気材料(1) pp.60-71 6回目 電磁気材料(2) pp.72-79 7回目 2.2 構造・熱関連材料 pp.80-89 8回目 2.3 光学材料 pp.90-101 9回目 2.4 環境・エネルギー関連材料(1) pp.102-107 10回目 環境・エネルギー関連材料(2) pp.108-115 11回目 2.5 生体関連材料 pp.116-123 12回目 2.6 生活関連材料 pp.124-131 13回目 3.1 プロセッシング(先端手法の原理) pp.134-143 14回目 3.2 プロセッシング(トラッド手法の原理) pp.144-153 15回目 3.3 プロセッシング(測定と評価) pp.154-163 (16回目 定期試験) |
教科書 | 片山恵一共著「工学のための無機材料科学」サイエンス社 |
参考書 |
ウェスト著「固体化学入門」講談社サイエンティフィク 定価(4660円+税) # スマート・ムーア著「入門固体化学」化学同人 定価(4200円+税)(図書館に所蔵なし) |
教科書・参考書に関する備考 | 授業に使用する必要な資料は適宜プリントして配布する. |
成績評価方法 | 定期試験の成績を100点満点で評価し60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 |
@11回以上の出席が必要(風邪,クラブ活動による休みを含めて4回の欠席は認めるがそれ以上の場合は,非履修とみなす)。 A授業中の質問は大歓迎。 B授業の変更や緊急時の連絡は授業中または掲示板で通知をする。 C再試験は行わない。 D不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ | 適宜演習を組み入れて講義をすすめるので,自分で理解度をチェックしながら学習目標の達成に努めること。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は,機械航空創造系学科材料工学コースの学習・教育目標の(2):専門能力,に対応している。 JABEE基準1(1)の(d):材料工学の専門能力,さまざまな材料に関する専門知識・技術の習得とそれらを新材料の創製のための問題解決に応用できる能力,及び学科の学習・教育目標の(2):専門能力,に対応している。 |
関連科目 | この科目の履修にあたっては、1学年開講・結晶構造学,2年次開講・固体化学,3年次開講・固体物性基礎論を履修しておくことが望ましい。 |
備考 |