開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科
対象学年 3
必修・選択 必修
授業方法 演習
授業科目名 科学英語
単位数 1
担当教員 佐々木眞、桃野 正
教員室番号 Y−601(佐々木)
K−611(桃野)
連絡先(Tel) 0143-46-5655(佐々木)
0143-46-5637(桃野)
連絡先(E-mail) sasaki@mmm.muroran-it.ac.jp(佐々木)
momono@mmm.muroran-it.ac.jp(桃野)
オフィスアワー 佐々木(月)13:00〜15:00
桃野  (水)10:30〜12:00
授業のねらい 科学,工学に関連する専門書および学術論文を読解できる能力を 養うために,
英語・米語のヒアリング,英文和訳,和文英訳のトレーニングを行う.
到達度目標 1.科学,工学に関連する英文が読解できる.
2.ヒアリングをとおして大意が把握できる.
3.科学,工学関連の事象を英語で表現できる.
4.英語論文のスタイルを学び,特有の表現法を学ぶ.
授業計画 総授業時間数(実時間): 22.5 時間
第1週 シラバスの説明,各担当教員による授業の進め方のガイダンス
第2週 Dimensions:物体の大きさ、用途についての表現
    Angles and lines:角度と線についての表現
第3週 Basic formulae:基本的な数字の読み方
    More complex formulae:ギリシャ語を含む複雑な式の読み方
第4週 Position:物の位置を表す前置詞の練習
    Movements and actions:動作を表す動詞と方向を表す副詞句の練習
第5週 Qualities of materials:物質の性質に関する表現
    Classification, definition and description: 物質の分類、定義、描写を
    表す動詞について
第6週 More description:物の描写の複雑な表現
    Instruction and explanation:指示を与える動詞やプロセスの説明法
第7週 Cause and reason, and similarity:原因と結果、類似を示す接続詞、
    副詞句の練習
    Comparison and contrast:ものを比較・対照する表現
第8週 Probable and hypothetical result:結果を予想・仮定する表現
    Possible cause and result:原因と結果を予想・仮定して提案
第9週 Reporting action:レポートの書き方
    Stating conclusion:結論の述べ方
第10週 Describing an experiment:実験に関する表現法
     Stating results:結果の述べ方
第11週 Describing apparatus and experiment:実験装置と器具の表現
     Consolidation:復習
第12週 科学論文または材料工学に関する論文の読解
第13週 科学論文または材料工学に関する論文の読解
第14週 科学論文または材料工学に関する論文の読解
第15週 科学論文または材料工学に関する論文の読解
(第16週 定期試験)

なお、下記の事項のヒアリング練習が適宜行われる。
数字と小数,序数,分数,時間,電話番号,電子メールやホームページのアドレス,
アルファベットと数字が混じった番号,住所,3桁の数字,9桁までの数字,乗数,
年月日,単位がついた数字,元素記号,化合物,数式の表現
教科書 「Basic English for Science −使える科学技術英語−」
小林忠夫、藤枝美穂、須川亜紀子共著 南雲堂
参考書 B.Edward Cain著、海老原 寛訳 「実用科学英語」 講談社  定価2800円 #
兵藤甲一監修 「科学英語を磨く −英語で論文を発表する方への アドバイス−」 裳華房 定価1339円 #
山口 喬著 「科学英語を書く −論文英訳のポイント」 培風館 定価2600円 
教科書・参考書に関する備考 ・授業に使用する必要な資料は適宜プリントして配布する.
・専門用語に関しては「理化学事典」岩波書店(Book版または CD-ROM版)が便利 .
成績評価方法 試験またはレポートにより評価し,100点満点の60点以上を合格とする.
評価の割合あるいは再試験の有無については教員により異なる ので,
最初の授業の時の説明をよく聞いておくこと.
履修上の注意 予習をして授業に出席すること.
不合格の場合は再履修すること.
教員メッセージ 副専門科目として英語を履修していた頃,または少なくとも大学入試当時まで
英語力が回復してほしい.
この科目を履修することによって,卒業研究への取組み準備が完了する.
学習・教育目標との対応 この授業の単位修得は,機械航空創造系学科材料工学コースの学習教育目標 (F) 表現能力・国際性,に対応している。
JABEE基準 1(f) に対応している。
関連科目 英語A(必修),英語B(必修),英語C(必修)
ゼミナール(必修),および卒業研究(必修)に関連する.
備考