開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 情報電子工学系学科(電気電子工学コース及び情報通信システム工学コース) |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義と演習 |
授業科目名 | 電磁気学U |
単位数 | 3 |
担当教員 | 酒井 彰、中根英章、堀口順弘 |
教員室番号 |
E-202(酒井) F-305(中根) F-306(堀口) |
連絡先(Tel) |
0143-46-5547(酒井) 0143-46-5548(中根) 0143-46-5552(堀口) |
連絡先(E-mail) |
sakai@mmm.muroran-it.ac.jp(酒井) nakane@mmm.muroran-it.ac.jp(中根) nobu@mmm.muroran-it.ac.jp(堀口) |
オフィスアワー | 別に学科Web等で掲示する |
授業のねらい | 電磁気学は電気電子工学の基礎といえる科目である。特に時間的に変動する電界や磁界は、電力から通信に至るまで電気の関係するあらゆる技術分野における基本である。電磁気学IIでは磁気現象および、時間変動する電磁場を重点に扱い、講義と演習を通じて学ぶ。 |
到達度目標 |
1 電流による磁界、時間的に変動する磁界の概念を理解し、電磁気現象を正確に説明できる。(知識力20%)2 電流による磁界、時間変動する磁界による電磁誘導およびインダクタンスに関する公式、を理解し、問題を解くことができる。(計算力60%) 3 真空中および物質中の電界、磁界がマクスウェルの方程式としてまとめられることを理解し、マクスウェルの方程式に基づいた電磁場の論証を適切に展開できる。(理解力20%) |
授業計画 |
総授業時間:45時間 1. 電流がつくる磁界計算方法 アンペールの法則 2. ビオ・サバールの法則 3. 電流が磁界から受ける力 4. 物質の磁性 5 磁気回路 6. ファラデーの法則 7. 誘導起電力 8. 中間試験 9. 誘導電界 10. 微分形による電磁誘導 11. 準定常電流による電磁誘導 12. マックスウェル方程式 13. 電磁波 14. 電磁波のエネルギー 15. 電磁波を記述する微分方程式 16. 期末試験 |
教科書 | 金原燦監修、梶谷剛・濱島高太郎・塚田啓二・杉本秀彦著、専門基礎ライブラリー「電磁気学」実教出版(ISBN978-4-407-31076-4) 2500円 |
参考書 | 「電磁気学(電気学会大学講座)」 山田直平、桂井誠著 電気学会(オーム社) 定価(2800円+税)# 「基礎電磁気学(電気学会)」 山口昌一郎著 電気学会(オーム社) 定価(2600円+税)# 「例解電磁気学演習」 長岡洋介・丹慶勝市著 岩波書店 定価(2800円+税) |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 |
60点以上を合格とする。成績は定期試験週間に行う期末試験(40%)と学期半ばに行う中間試験(30%)、および毎回の演習時に行う小テスト(またはレポート)(30%)により100点満点で評価する。 目標1 中間試験、期末試験において論述問題を出題し、達成度を評価する。 目標2 小テスト、中間試験、期末試験において計算問題を出題し、達成度を評価する。 目標3 小テスト、中間試験、期末試験において論証問題を出題し、達成度を評価する。 |
履修上の注意 | 内容の継続性から電磁気学Iを履修済みであることが望ましい。なお、本科目は授業と演習からなり、それぞれ週1回(計2回/週)開講される。また、1学年を2つのグループに(演習では3グループに)分けて、並列開講する。再試験は実施しない。不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ | 電磁気学は知識の積み重ねです。項目ごとの知識の定着に努めましょう。 |
学習・教育目標との対応 |
この科目は、当学科の学習目標のうち、 B:電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する。 C:習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する。 G:物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する。 に関連する。 |
関連科目 | 基礎電磁気学(必修)、電磁気学I(必修)、電子物性(必修)、電気電子工学実験A(必修)、電磁気III(必修)、電気電子材料(選択)、半導体工学(選択)、光エレクトロニクス(選択)、無線伝送工学(選択)、高電圧工学(選択) |
備考 |