開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 | 2年生 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 一部演習 |
授業科目名 | 数値解析 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 施建明 / Jianming Shi |
教員室番号 | A 304 (蘭岳の表示と異なる) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5423 (内線: 5423) |
連絡先(E-mail) | shi AT mmm DOT muroran-it DOT ac DOT jp |
オフィスアワー | Mon. 4:45pm-5:45pm |
授業のねらい | 計算機内部での数値表現と誤差発生の仕組みを理解し, 工学の数学における諸問題について, 数値解法を求める手法について学ぶ。 |
到達度目標 |
1. 計算機内部での数値表現と誤差発生の仕組みを理解する。 2. 1変数方程式, 補間法と多項式近似, 微分積分, 連立1次方程の数値計算アルゴリズムを理解する。 |
授業計画 |
第01回 ガイダンス, 数値表現と誤差とアルゴリズム (11月5日) 第02回 1変数方程式の解(1) (11月12日) 第03回 1変数方程式の解(2) (11月19日) 第04回 補間法と多項式近似(1) (11月26日) 第05回 補間法と多項式近似(2) (12月3日) 国際会議のため, 12月10は休講 第06回 中間試験 (12月17日) 第07回 数値微分と数値積分(1) (12月24日) 第08回 数値微分と数値積分(2) (1月21日) 第09回 連立1次方程式の解法(1) (1月28日) 第10回 連立1次方程式の解法(2) (2月4日) 授業時間: 14:35-17:00(補講を含む) 計10回 |
教科書 | 数値解析入門I, 横田 壽著, 開成出版, 1600円 |
参考書 |
a) 数値解析入門II, 横田 壽著 b) 数値計算の基礎, 川上 一郎著 c) Advanced Engineering Mathematics (9th Edition), Erwin Kreyszig |
教科書・参考書に関する備考 |
教科書は下記のweb site からダウンロードできる: http://next1.msi.sk.shibaura-it.ac.jp/MULTIMEDIA/numeanal1.pdf 参考書 a)とb)もweb site からダウンロードできる: a) http://next1.msi.sk.shibaura-it.ac.jp/MULTIMEDIA/numeanal2.pdf b) {http://www7.ocn.ne.jp/~kawa1/numeric.pdf} 参考書c) このテキストは数値解析分野で, 教科書としてアメリカを中心に世界的によく使われている名著である。 大学院へ進学する学生や, 将来, 数理関係のお仕事を(希望)する学生にお勧めである。 英語は大苦手な学生簡易版の約本も用意されている: 数値解析, 田村義保訳. -- 第8版. -- 培風館, 2003. -- (技術者のための高等数学 / E.クライツィグ著 ; 5). 室蘭工大図書館にある。 |
成績評価方法 |
課題(30%)+中間試験(30%)+期末試験(40%) で評価します。60点以上の者は「合格」と認定します。 |
履修上の注意 |
(1) 再試験は行わない。 不合格者は再履修すること。 (2) 授業中にも質疑歓迎。 また, 授業のオフイスアワーを利用し, 質疑をして下さい。 (3) 解析A~C,線形代数,離散数学を履修していることを前提とするので, これらの知識を適宜に復習して下さい。 (4) 授業の変更や緊急時の連絡は授業中, または学科掲示板(V棟2F)で掲示し,通知する。 |
教員メッセージ |
この科目は平成22年11月5日から開講する。 開講が遅れたため, 毎週の講義時間は14:35-17:00にし,計10回の講義を行う。 易しい講義ではないので, 授業を受ける前に, 予習をしなさい。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報電子工学系学科情報システム学コース・コンピュータ知能学コースの学習目標の以下の項目に対応している。 情報技術者「情報基礎」数学と自然科学の基礎知識を身に付ける。 |
関連科目 | 解析A〜C, 線形代数,情報数学, 線形システム論,基礎物理学 |
備考 |
再履修になると,授業を受ける友人も少なくなり,かなり不利な条件ばかりになる. 再履修で合格することがかなり難しくなると予想される。 是非,日頃の復習・予習をよくし,再履修にならないように頑張りなさい。 |