開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 |
情報電子工学系学科 情報システム学コース・コンピュータ知能学コース |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 情報ネットワーク |
単位数 | 2 |
担当教員 |
塩谷浩之 |
教員室番号 | 0 |
連絡先(Tel) | #NAME? |
連絡先(E-mail) | shioya(at)csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | -木曜11:00-12:00 |
授業のねらい | 情報社会の基盤であるネットワークについて概略的に学ぶことを、この授業のねらいとしている。インターネットにおける基礎知識・サービス・体系、およびプロトコール、ルーティングに関する基礎的事項を網羅的に学び、さらには、ネットワークの数理としてのグラフの基礎および探索法、ネットワーク特徴量に関する基礎事項を理解する。 |
到達度目標 |
1.インターネットの特徴、歴史、方式の基礎事項を理解する. 2.情報ネットワークの階層性を理解する. 3.情報ネットワークの構成要素について理解する. 4.グラフの基礎数理を理解する。 5.グラフ探索法について理解する。 |
授業計画 |
1.授業ガイダンス (内容の概略説明,他科目・領域のつながり,注意事項) 2.ネットワークの数理基礎 3.ネットワークの特徴量 4.ネットワークのアルゴリズム(グラフの基礎的探索法) 5.ネットワークのアルゴリズム(ダイクストラ法) 6.ネットワークの数理応用 7.ネットワーク演習問題 8.中間テスト 9.インターネット1 (特徴、歴史、通信方式) 10.インターネット2 (標準化、サービス) 11.インターネット3 (体系、階層化) 12.インターネット4 (モデル:OSI参照とTCP/IP) 13.インターネット6 (プロトコールと経路) 14.情報ネットワーク総合演習 15.定期試験 |
教科書 |
授業において、資料を配布します。 [注意事項] 各自が資料をまとめて綴じための バインダー を用意すること。 |
参考書 |
●TCP/IP関連が載っている参考本として、例えば以下があります。 ただし、購入は必須ではありません。 ・竹下隆史, 村山公保, 荒井透, 苅田幸雄 共著「マスタリングTCP/IP 入門編 (第4版)」オーム社 ・野坂昌己 著「インターネット標準 クイックリファレンス」オライリー・ジャパン ・小高知宏 著「TCP/IP で学ぶコンピュータネットワークの基礎」森北出版 |
教科書・参考書に関する備考 |
●グラフの数理関連については、2年前期の データ構造とアルゴリズム の教科書 「あるごりずむ」(近代科学社)を使います。 必要な授業においては持参のこと。 |
成績評価方法 |
中間試験(40満点) 期末試験(定期試験) (60点満点)として、 全体で、60点以上を合格とします。 再試験は1度だけ行います。ただし、以下の条件を満たす受講生のみを対象とします。 (条件1) 中間試験と期末試験を、受験した者。 (条件2) 総合点で40%以上だった者。 |
履修上の注意 |
授業において、重要なポイントを逃さないように、 ノートやメモをしっかり取ること。 |
教員メッセージ |
・毎回の授業で、知ってほしいポイントを中心に内容を把握するように、授業の受講してください。 ・来年度、3年生になりましたら、講義「情報通信工学」を必ず選択してください。 本講義がその基礎の基礎となります。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している. 情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける. |
関連科目 |
「情報システム学実験」 「コンピュータ知能学実験」 「情報通信工学」 「情報理論」 |
備考 | この科目は,「教職課程 教科(情報)」の必修科目に指定されている. |