開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 |
情報電子工学系学科 情報システム学コース コンピュータ知能学コース |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | コンピュータを用いた演習 |
授業科目名 | 情報工学PBL:システム開発演習 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 佐賀聡人、佐藤和彦、倉重健太郎、岡田吉史、蓮井洋志 |
教員室番号 |
佐賀聡人:V-501 佐藤和彦:V-502 倉重健太郎:V-608 岡田吉史:V-610 蓮井洋志:V-512 |
連絡先(Tel) |
佐賀聡人:0143-46-5415 又は 0143-46-5447 佐藤和彦:0143-46-5414 倉重健太郎:0143-46-5489 岡田吉史:0143-46-5498 蓮井洋志:0143-46-5410 |
連絡先(E-mail) |
佐賀聡人:saga@csse.muroran-it.ac.jp 佐藤和彦:kazu@csse.muroran-it.ac.jp 倉重健太郎:kentarou@csse.muroran-it.ac.jp 岡田吉史:okada@csse.muroran-it.ac.jp 蓮井洋志:hasui@csse.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
佐賀聡人:金曜日 14:00−15:00(V-212室) 佐藤和彦:木曜日 11:00−12:00(V-502室) 倉重健太郎:木曜日 15:30−16:30(V-407室) 岡田吉史:木曜日 16:00−17:00(V-610室) 蓮井洋志:月曜日 10:30−11:30(V-512室) |
授業のねらい | 提示された課題を解決するソフトウェアを実践的に開発する演習(PBL, Problem Based Learning)でを行うことで、学生が自主的に準備、調査、学習、議論を行い問題を解決する力を養う. |
到達度目標 |
1.グループ開発用のソフトウェア・ツール群の使い方を理解する. 2.オブジェクト指向プログラミングによるバーチャルリアリティ(VR)ソフトウェアの開発を体験する. 3.与えられた課題条件の下で,独自性のあるソフトウェアを企画する. 4.企画に沿って,適切にソフトウェアの基本設計を行う. 5.グループ内の作業分担と作業進捗管理を自主的に行い,期日まで基本設計に基づいたソフトウェア開発を完了させる. |
授業計画 |
第1週 演習内容の概要説明 第2週 Javaによる「VRプログラム」の動作体験実習 第3週 バージョン管理システムおよびプログラム開発環境の利用実習 第4週 Javaによる「VRプログラム」の構造に関する概要説明 第5週 Javaによる「VRプログラム」の開発方針に関する概要説明 第6週 Javaプログラミングの基礎に関する解説(1) 第7週 Javaプログラミングの基礎に関する解説(2) 第8週 Javaによる「VRプログラム」の構造に関する詳細説明 第9週 オリジナル「VRプログラム」のグループ開発(1) 第10週 オリジナル「VRプログラム」のグループ開発(2) 第11週 オリジナル「VRプログラム」のグループ開発(3) 第12週 オリジナル「VRプログラム」のグループ開発(4) 第13週 オリジナル「VRプログラム」のグループ開発(5) 第14週 オリジナル「VRプログラム」のグループ開発(6) 第15週 グループごとの成果発表会 |
教科書 | ・橋本洋志、小林裕之 「図解 OpenGLによる3次元CGアニメーション」 オーム社、本体定価2400円 |
参考書 | ・適宜「はたおり虫」で紹介する. |
教科書・参考書に関する備考 |
・演習に必要となる資料は随時演習中に配布する. ・その他,最新情報をWebを利用した講義テキスト作成支援システム「はたおり虫」で随時提供する. |
成績評価方法 |
・期日までにレポートの提出が無いものは成績評価の対象とせず不合格とする. ・レポートの内容により成績を評価する. ・100点満点で60点以上を合格とする. |
履修上の注意 |
・プログラミング言語としてはJavaを用いるが、その前提としてC言語によるプログラミングを既に習得している必要がある.したがって,受講前にC言語の復習を十分にしておくこと. ・受講生5名程度の小グループごとに課題解決ソフトウェアの開発を行うので,本演習への積極的な参加に特に努めること. ・不合格の場合は再履修するものとする. |
教員メッセージ |
・本演習は,学生諸君の自主性を特に重んじる演習です.学生間の協調を大事にしながらも,個々の独自性を大いに発揮してください. ・本演習には重点的に多くの教員およびスタッフを配置しています.是非,この機会に,学生側から積極的にコミュニケーションをとり,有意義な質問や相談ができるようになって下さい.適切に質問できる力は,将来にわたって最も必要とされる能力の一つとなります. |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している. ・人[自己啓発]自己を啓発して学習する習慣を身につける。 ・人[チームワーク力]他者と共同して仕事を進める能力を身につける. ・技術者[段取り力]論理的に計画を立案し合理的に段取りを設定して課題を解決する能力を身につける. ・情報技術者[コンピュータサイエンス]情報工学の基礎知識と応用能力を身につける. ・情報技術者[情報システム]情報システムの基礎知識と構築・運用能力を身につける. |
関連科目 |
・この科目は第2学年前期に開講した「情報工学演習C」の履修を前提としている. ・この科目は第2学年後期に同時開講している講義科目「ソフトウェア工学」の演習として位置づけられている. ・今後の関連科目は第3学年前期開講の「情報工学PBL:表現技術」である. |
備考 | 第9週〜第14週の「グループ開発」では,作業の進捗管理をグループごとに学生自らが行うことになります.担当スタッフの助言なども参考にしながら,演習を段取りよく着実に進められるように特に注意して下さい. |