開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 応用理化学系学科
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 情報処理 (応化コース)
単位数 2
担当教員 藤本敏行
教員室番号 H307
連絡先(Tel) 46-5760
連絡先(E-mail) fjmt@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火、水 11:55-12:45

オフィスアワーは変更されることもあるので、学科のウェブサイトや教員室前の掲示を確認してください。
授業のねらい コンピュータおよびアプリケーションソフトウェア(主に表計算ソフト)の基本概念および利用等について、基本知識の習得と基礎的な考え方の習熟を図るとともに、問題解決に必要なアルゴリズムを理解する能力を養成する。
到達度目標 1.コンピュータの機能と処理が実行されていく過程を理解する。(30%)
2.「応用化学情報演習」より高度な計算を行うために必要な操作を理解し、使用できる。(30%)
3.応用化学分野で必要となる数値積分、数値積分、常微分方程式の解法、およびニュートン・ラプソン法などの繰り返し計算法を行うために必要なアルゴリズムを理解し、使用できる。(40%)
授業計画 総授業時間(実時間)22.5時間

第1週 授授業の進め方の説明とE-learningのガイダンス
第2週 数値微分・数値積分1(前進差分と後退差分、中央差分のアルゴリズム)
第3週 数値微分・数値積分2(台形則とSimpson則のアルゴリズム)
第4週 数値微分・数値積分3(演習)
第5週 数値微分・数値積分(演習課題1提出)
第6週 常微分方程式の解法1(Euler法とRunge-Kutta法のアルゴリズム)
第7週 常微分方程式の解法2(演習)
第8週 常微分方程式の解法3(演習課題2提出)
第9週 繰り返し計算1(簡単な計算とNewton-Rapson法のアルゴリズム)
第10週 繰り返し計算2(演習)
第11週 繰り返し計算3(演習課題3提出)
第12週 コンピュータプログラムの機能と処理1(高級言語によるプログラミングとコンパイル)
第13週 コンピュータプログラムの機能と処理2(演習)
第14週 コンピュータプログラムの機能と処理3(演習)
第15週 コンピュータプログラムの機能と処理4(習課題4提出)
教科書
参考書 「理工系の数学入門コース8 数値計算」 川上一郎著、岩波書店、ISBN4-00-007778-3
「ライブラリ新情報工学の基礎=9 数値計算の基礎-数値解放を中心に-」 藤野清次著、サイエンス社、ISBN4-7819-0861-6
など
 
教科書・参考書に関する備考 適宜資料を配布するので、ファイル等を用意すること。
成績評価方法 定期試験は行わず、小テスト(20%)、提出課題(80%)で評価を行う。
履修上の注意 1. 演習室の端末を使用するので、自分のユーザー名とパスワードを確認しておくこと。
2. 演習室の端末の基本的な使い方はすでに理解しているものとして授業を進める。
3. 毎回、出席を確認する。
4. 定期試験・再試験を行わない。
5. 不合格者は再履修すること。
教員メッセージ
学習・教育目標との対応 この科目の到達度目標1~3は理化学系学科応用化学コースの教育目標A(基礎)の達成に寄与する。
関連科目 この科目の履修にあたっては、1年次前期開講の情報メディア基礎、2年次前期開講の応用化学情報演習を修得しておくことが望ましい。
備考