開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械航空創造系学科 材料工学コース |
対象学年 | 2年 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 実験 |
授業科目名 | 材料工学実験A |
単位数 | 2 |
担当教員 |
澤口 直哉 (SAWAGUCHI, Naoya) 河内 邦夫 (KAWAUCHI, Kunio) |
教員室番号 |
澤口:Y-607 河内:K-507 |
連絡先(Tel) |
澤口:0143-46-5673 河内:0143-46-5640 |
連絡先(E-mail) |
澤口:nasawa@mmm.muroran-it.ac.jp 河内:kkawa@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
澤口: 月曜日 16:00〜17:30 / 木曜日 8:45〜10:15 河内: 火曜日 8:30〜11:30 |
授業のねらい |
・材料工学に関する基本的な実験を行い、専門知識についての理解度を高める。 ・実験準備や実験動作について基本的なことを習得する。 ・レポート作成およびプレゼンテーションを通して、実験内容を的確に報告するために必要な基礎事項を理解する。 |
到達度目標 |
1 材料工学に携わる者に必要な安全に関わる基本的な知識と意識を備えている。 2 実際に用いた材料工学の基本的な装置や手法、原理を理解し、説明できる。 3 レポートの基本形式を理解し、それに従ったレポートを作成できる。 4 プレゼンテーションの基本を習得している。 5 用いた装置や原理を利用・応用可能な状況を考えることができる。 |
授業計画 |
総授業時間数(実時間):45 時間 全体で行うガイダンスや安全講習、プレゼンテーション等と、4班に分かれ入れ替わりながら実施する実験で構成されている。第15週は学んだことを復習し、材料工学実験B等の関連科目への継続を図る。 週 授 業 内 容 等 1週目 ガイダンス、安全教育、レポート作成法講習 2週目 ひずみゲージ講習 3週目 実験1:「引張試験」 4週目 プレゼンテーション法講習、他 5〜10週目+13,14週目 以下の実験を入れ替わりながら実施する。 実験2: 「状態図」 実験3: 「非破壊検査」 実験4: 「比熱測定」 実験5: 「X線回折」 11,12週目 プレゼンテーション 各自が指定された実験内容について報告する。 15週目 まとめ |
教科書 | |
参考書 | |
教科書・参考書に関する備考 |
オリジナルテキスト(配布)を用いる。 1〜2年次開講科目において使用した教科書やプリントが参考となる。 |
成績評価方法 | 100点満点の60点以上を合格とする。実験に80点、プレゼンテーションその他に20点を配点し、各項目の点数はレポート等の提出物の内容と、参加姿勢(遅刻・欠席の有無、提出物の提出期限の遵守程度など)を考慮して決める。 |
履修上の注意 |
本科目は学部共通科目「フレッシュマンセミナー」の単位を修得していることが履修条件である。(学生便覧p.14参照) また、履修に際し以下に注意すること。 1 全回出席し、すべてのレポートを受理され、プレゼンテーションを行うことが単位修得の最低条件である。 2 材料工学コース所属の学生は単位を修得しなければ、3年次開講の材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)を履修できない。 3 授業中の質問はもちろん、オフィスアワーなどの直接の質問も適宜受け付ける。メールではなく、直接教員室に来ること。 4 実験室の変更や緊急時の連絡等は、授業中または専用の掲示板で通知する。 5 不合格の場合は再履修すること。 |
教員メッセージ |
・自分と周囲の安全は技術に関わる者として最低のマナーであり最大のルールである。服装や立ち振る舞いのひとつひとつに意識し、実験に取り組むこと。 ・実験は全回出席が履修原則なので、特別な理由がない限り必ず出席すること。特別の事情があって欠席あるいは遅刻する場合は、可能な限り事前に連絡をすること。 ・実験・演習科目では積極性が求められる。積極的かつ熱心に取り組むこと。 ・予習が必要である。実験開始までにテキストを読み、分からない部分は調べて極力解決しておくこと。 ・良く考え、良く気をつけていなければ、満足な結果は得られない。実験の過程を正しくノートに記録し、センス良くまとめることを心掛け、実践すること。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業の単位修得は、材料工学コースの学習・教育目標、 (D):材料工学の専門能力 、(E):デザイン能力 、(H):問題発見解決能力 、に対応している。 またJABEE基準、1(1)の(d)(4):実験の計画・実行およびデータの解析の能力、(e):種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力、(h):与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力、に対応している。 |
関連科目 |
1年次で学習する、熱力学T(必修)の内容を十分に理解している必要がある。 2年次前期で学習した、物理化学A(必修)、結晶構造学(必修)、材料科学A(必修)の内容を十分に理解している必要がある。 2年次後期に学習する、弾塑性力学(必修)、材料プロセス学(必修)、および3年次に実施する材料工学実験B(必修)および材料工学実験C(必修)に関連している。 |
備考 |
実験に際して筆記用具以外に、以下の道具を必要な時に用意すること。 ・方眼紙(A4) ・30cm程度の定規 ・関数電卓 |