開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 材料物性工学科材料コース
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 講義とPC端末,マイクロソフトエクセル、ワードを使用した演習
授業科目名 材料科学A演習
単位数 1
担当教員 桑野 壽
教員室番号 T309
連絡先(Tel) 0143-46-5873
連絡先(E-mail) kuwano@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日の16−17時
授業のねらい 材料科学Aの講義内容を確実に体得するため、PCをみずから使用して、元素周期律表の各元素の特性の評価、結晶構造や状態図の描画、熱力学計算などの演習を行い、材料科学Bを学習するためのつなぎの学習を行う
到達度目標 1 密度、原子充填率などの基礎的な数値計算ができるようになること。
2 元素周期律表の金属元素の特性を理解すること。
3  2元系の基礎的状態図が書けること、見れること。
4 状態図と自由エネルギーとの関係を理解すること。
5 見やすいレポートが作成できること。
授業計画 総授業時間数(実時間): 22.5 時間         
第1週 講義方針と単位認定および教材  テキストp1,2
第2週 マイクロソフトオフィスエクセルの使い方
   (1 起動と保存、表の作成)  テキストp3,4 ,5
第3週 マイクロソフトオフィスワードの使い方
   (1 描画の仕方)       テキストp6,7  
第4週 マイクロソフトオフィスワードの使い方
   ( レポート1の書き方)    テキストp8,9
第5週 マイクロソフトオフィスエクセルによる表計算1
   (原子半径と結晶格子体積)  テキストp10,11
第6週 マイクロソフトオフィスエクセルによる表計算2
   (密度と原子充填率)      テキストp12,13
第7週 マイクロソフトオフィスワードの使い方
    (レポート2の作成)     テキストp14,15
第8週 全率固溶体型状態図の描画1 
     Cu-Ni系状態図        テキストp16,17
第9,10週 共晶型状態図の描画
     Pb-Sn系状態図        テキストp18,19
第11週 状態図と自由エネルギー曲線
     共晶型状態図        テキストp20
第12週 レポート3の作成        テキストp21
第13週 ギブスの自由エネルギー曲線  テキストp22
第14週 自由エネルギーの温度変化   テキストp23
第15週 3元状態図の描画およびレポート4の作成     テキストp24,25
第16週 予備日
教科書
参考書 材料組織学、杉本、長村、山根、牧、菊地、落合、村上著、朝倉書店、図書館所蔵 #
材料科学、C.R.バレット、W.D.ニックス、A.S.テテルマン著、培風館、図書館所蔵 
教科書・参考書に関する備考 ・テキストは情報メデア教育センターのコースナビに公開する。
この講義のテキストは各自が印刷するか、あるいはデスプレイ上でみることができる。
教室備えつけのパーソナルコンピュータ(PC) 、時間内に作業が終わらないときは各自の所有するPCまたは図書館などのPCを使う。
表計算ソフト「マイクロソフトエクセル」  
・材料科学Aテキストが参考になる。
成績評価方法 1つのレポートの満点は25点。 4つのレポートの総合点が60点以上を合格とする。
レポートは講義日の午後6時までに提出のこと。提出が遅れたときは1日につき2点の減点とします。
履修上の注意 授業開始後20分経過したら、端末で出欠をとる。それまでにログインしていないと欠席または遅刻になるので、早めにログインすること。
毎回の出席が大事です。
教員メッセージ エクセルの使い方を復習しておくこと。
コンピュータの使い方になれておくこと。
学習・教育目標との対応 材料工学コースのJABEE基準d(1)材料の製造・性質に関する基本の理解と(g) 自主的、継続的に学習できる能力
学習・教育目標(D)材料工学の専門能力と(G)自主継続学習能力に対応している
関連科目 1年次の情報メデア基礎
2年次開講の材料科学A(必修)と直接関連する。
3年次後期開講の材料科学Bに関連する。
備考