開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学コース
航空宇宙システム工学コース
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 製図,演習,講義
授業科目名 機械製図T
単位数 1
担当教員 風間俊治(取り纏め),廣田光智,山下光久,成田幸仁
教員室番号 B319(風間),A205(廣田),B313(山下),B317(成田)
連絡先(Tel) 0143-46-5349(風間)
連絡先(E-mail) kazama (at) mmm.muroran-it.ac.jp(風間)
オフィスアワー 風間:月曜日15:00-16:30,廣田:水曜日13:00-14:30,成田:木曜日13:30-15:30
授業のねらい JIS B0001-2000「機械製図」に則って,正しい製図法を学ぶ.投影法のトレーニング,スケッチの実習,機械要素の製図などを通して,実物や構想したものを図面で表現する能力を培い,機械製図の基礎的な知識と技術の獲得を目標とする.
到達度目標 1.講義や製図等の実習を通して,JISに則った正しい機械製図が読み書きできる.
2.物体(立体)と図面(平面)との相互イメージができる.
3.基本的な機械要素(ねじ)を理解できる.
授業計画 総授業時間数(実時間):24時間
第1週 ガイダンス(概要説明,ビデオ併用学習(製図基礎,投影法))
第2週 製図基礎(等角投影法,製図通則練習)
第3週 製図規則(立体イメージング,製図通則),スケッチ(スケッチの準備)
第4週 スケッチ(実物を(第三角法で)図面化)
第5週 スケッチ(課題図面の検図,提出)
第6週 ねじ製図(JIS通則(ねじ)学習,割付け練習)
第7週 ねじ製図(JIS通則に基づき製図)
第8週 ねじ製図(課題図面の検図,提出)
※詳細は,ガイダンスにて説明.進捗状況等により変更する場合がある.
教科書 吉澤武男編著「新編JIS機械製図(第4版)」,森北出版,1,785円(税込.平成22年現在)
参考書 1.日本規格協会編,JISハンドブック 製図,日本規格協会.[附属図書館蔵,NDC8:459.13,509.13/v.59]
# 2.日本規格協会編,JISハンドブック 機械要素,日本規格協会.[附属図書館蔵,NDC8:459.13,509.13/v.7]
# 3.日本機械学会編,新版 機械工学便覧 B1機械要素設計・トライボロジー,丸善.[附属図書館蔵,NDC8:530.36,530.3/B1]
# 4.大西清著,JISにもとづく標準製図法,理工学社.[附属図書館蔵,NDC8:451.8]
# 5.植松育三 ほか 著,初心者のための機械製図,森北出版.[附属図書館蔵,NDC8:531.9]  
教科書・参考書に関する備考 教科書を除く資料は,必要に応じて,別途,配布・提供 (Web site への upload を含む).  
成績評価方法 ・成績は,提出課題(および口頭試問)により評価する.これらを100点満点に換算して 60点以上を合格とする.期限を過ぎた場合は,減点対象となる.
・出席率が授業実施回数の3/4未満の者は単位認定されない(ただし,再履修者はこの限りではない).すべての課題が受理されていない者は単位認定されない(再履修者も含む).いずれも再履修となる.
履修上の注意 ・毎回の出席が原則です.
・再履修者も,本年度の課題のすべてを期限内に仕上げて提出し,受理される必要があります.
・機械製図Iでは,手書き図面が主となります.製図用具や用紙については,ガイダンス(あるいは各単元の冒頭で)でアナウンスします(第1回目の授業には,筆記用具とノート類を用意して下さい).
・第2回目以降の授業には,筆記用具やノート類のほか,教科書,電卓,製図用具,用紙等をご用意下さい.
・事情により,指定された期限内に課題を提出することができない(あるいは提出の見込みが立たない)場合には,できる限り早く,担当教員まで申し出て指示を仰いで下さい.
教員メッセージ 提出課題(演習問題,図面)が多いので,本授業時間を有効に活用して下さい.
学習・教育目標との対応 ・学科の学習・教育目標との対応
 (A)-4 機械システム工学に関する知識とそれらを問題解決に応用できる能力
・JABEEの学習・教育目標との関連
 (e) 種々の科学,技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力
 (d)-(2) 機械工学の主要分野(材料と構造,運動と振動,エネルギーと流れ,情報と計測・制御,設計と生産・管理,機械とシステム)のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と,それらを問題解決に応用できる能力.なお,各分野の内容要件については別に定める.
関連科目 [必要とする主要科目]図学,機構学,材料力学
[必要とされる主要科目]機械工作法実習,機械システム設計学,トラック別設計法,卒業研究(テーマ依存)
備考 ・設備や内容の都合上,機械製図I と機械製図II の時間割を遣り繰りして,やや変則的に進めます.教室も,都度,変わりますので,注意して下さい.
・授業の進め方などの詳細は,第1回目のガイダンスで資料を配布して説明します.