開講学期 2010年度 後期
授業区分 週間授業
対象学科 機械航空創造系学科
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 講義
授業科目名 確率・統計
単位数 1
担当教員 相津佳永,湯浅友典,船水英樹
教員室番号 Y-401(相津),B-309(湯浅),Y-408(船水)
連絡先(Tel) 0143-46-5348(相津),0143-46-5347(湯浅),0143-46-5361(船水)
連絡先(E-mail) aizu@mmm.muroran-it.ac.jp, yuasa@mmm.muroran-it.ac.jp, funamizu@mmm.muroran-it.ac.jp
スパム対策のため全角の@としています. 
オフィスアワー 火曜の夕方頃
授業のねらい

確率論と統計学の基礎および基本的手法を,表計算ソフトを用いたデータ処理法を通してマスターする.
到達度目標
機械工学で利用される統計的手法に対し,基本的な理解を得る.具体的には,推定や仮説検定を含めたデータ分析の基礎を,背景理論を含め理解すると共に,実際に処理する技術を習得する.
授業計画


総授業時間数(実時間):12時間

以下の項目について,パソコンを利用しながら受講生の理解に応じて説明する予定だが,システムなどの都合により変更もありうる.(講義の順番は適宜変更します).

1.統計処理の概略(単純集計から仮説検定まで)
2.頻度集計(度数分布とそのグラフ化)
3.記述統計(平均値,標準偏差,歪度)
4.クロス集計,カイ二乗検定
5.標本抽出変動(母集団と標本)
6.二項分布と正規分布(中心極限定理を含む)
7.t検定と各種理論分布
8.相関・回帰分析
9.統計を理解するために必要となる数学的知識
教科書 「統計学キャンパスゼミ」
参考書
「確率統計」馬場敬之,久池井茂共著,(マセマ社) #
「確率問題ゼミ」G.ブロム他著(シュプリンガー東京) #
「確率・統計」薩摩順吉著(岩波書店)
 
教科書・参考書に関する備考
講義中に電子化ファイルとして配付することも検討中
成績評価方法

講義中に出題(提出)する課題60点,まとめの課題40点(感想文を含む)とし,60点以上を合格とする.課題の大半は,パソコン(表計算ソフト)を用いた統計処理に関するものである.
一方,大幅に見直すこともありうる.その場合,定期試験100点満点で評価し,60点以上を合格.不合格者は再履修.
履修上の注意
1.講義中に資料を配付するとともに,課題を提出してもらいますので,遅刻や欠席はしないこと.
2.1単位講義なので,日程など詳細は後期の講義前に掲示予定.
3.再試験は行わない.不合格者は再履修すること.
4.解析学,線形代数を理解していることが望ましい.
教員メッセージ
頑張ろう!確率・統計は本当に大事です.
学習・教育目標との対応
学習・教育目標との対応
1.学科の学習・教育目標との対応
 (B)工学基礎力の修得
  ・数学および物理学等の自然科学に関する基礎知識を持ち、工学的問題に応用できる
2.JABEE の学習・教育目標との関連
 (c):数学,自然科学および情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力
 (d)−1:数学については線形代数,微分積分などの応用能力と確率・統計の基礎,および自然科学については物理学の基礎に関する知識
関連科目
関連科目
 ・履修要件:解析I,解析II
 ・この科目を必要とする科目,または関連する科目:計測工学,機械システム工学実験I,機械システム工学実験II,卒業研究I,卒業研究II
備考