開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 建設システム工学科 建築コース |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 建築計画T |
単位数 | 2 |
担当教員 | 眞境名達哉 |
教員室番号 | Y605 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5257 |
連絡先(E-mail) | majikina@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 月,火曜日 12時00分〜12時30分 |
授業のねらい | 計画とは目的の設定と、その達成のための方法・手段を練ることである。本講義は建築をつくるにあたっての建築計画の役割を学ぶものである。具体的には各種用途の建物を対象に、「動線」や「規模」などの基礎事項を解読することで建築計画の有効性を考える。 |
到達度目標 |
・建築の後ろに隠された計画の理念を知る ・建築の利用および利用の主体者を読みとる ・寸法、規模、心理面などの考え方を理解する ・各種建築毎の計画のポイントの相違を理解する ・新たな建築や空間を見いだす視点を育成する |
授業計画 |
総授業時間(実時間):24時間 1.ガイダンス:1週目 2.建築計画の目的:2週目 ・調査の方法や建築設計との関係を学ぶ 3.建築・空間の理念<対象/学校など>:3-4週目 ・建築に隠された理念や社会性を捉える 4.機能<対象/病院など>:5-6週目 ・ユニバーサルデザインなども含め機能とは何かを考える 5.空間のつながり<対象/住宅・集合住宅>:7-9週目 ・動線、領域、空間構成の考え方を学ぶ 6.寸法・規模<対象/事務所>:10週目 ・長さや面積など単位が持つ有効性を考える 7.心理<対象/外部空間など>:11週目 ・建築の見え方、使われ方を心理面より読み解く 8.総合分析1<対象/図書館など>:12週目 ・以上の視点や方法を総合的に用いてビルディングタイプ毎に捉える 9.総合分析2<対象/寒冷地の住宅など>:13-15週目 ・同じく以上の視点を用いて、建築の地方性やまちづくりなどの関係を考える 10.テスト |
教科書 | 長澤泰編著、建築計画、市ヶ谷出版社 |
参考書 | 参考図書などは、授業の際、必要な時に伝えます |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 授業後の小テスト(10点)レポート(10点)や定期試験(80点)で評価する。再試は行わないので不合格の場合は再履修すること。 |
履修上の注意 | 履修条件ではないが、建築計画の受講以前に行われた計画系(建築コース)の授業は可能な限り履修していることが望ましい。 |
教員メッセージ |
建築を利用から考えた場合、いくつもの視点があることに気付きます。視点が多くなるほど、建築は多様に見えます。 この授業は憶えることも多いですが、多様に見ていくための第一歩になればと思っています。 |
学習・教育目標との対応 | 建築コースの学習・教育目標の(C)未来に対する深い洞察力をもって高い視点から問題に対処し、将来にわたって豊かな能力を身につける、想像力と企画力を継続的に身につける能力を養う(E)建築設計演習を重視した教育により、建築の設計・計画に関する基礎的な知識と応用力を習得する。 |
関連科目 | 今後は3年前期の建築計画IIおよびその他の建築設計の科目とも関連する |
備考 |