開講学期 | 2010年度 後期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 建築社会基盤系学科 |
対象学年 | 1 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 流れの力学 (建築前半) |
単位数 | 2 |
担当教員 | 吉田英樹 |
教員室番号 | D307 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5278 |
連絡先(E-mail) | gomigomi@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜日 12:00〜12:55 火曜日 12:00〜12:55 |
授業のねらい | 水や空気などの流体の性質を理解し、流体の流れについての力学的な考え方を習得する。 |
到達度目標 |
1.流体の性質に関する用語を理解し、使用することができる。 2.流体からモノに加わる力や流体中のモノの安定性を計算することができる。 3.エネルギー保存則を理解し、圧力や流速等の水理量を求めることができる。 4.土や壁のような多孔体中の水・ガス・熱の流れの基本法則を理解する |
授業計画 |
総授業時間数(実時間);24時間 第1回 流体の性質(水) 第2回 流体の性質(空気) 第3回 流体の圧力(水) 第4回 流体の圧力(空気) 第5回 水圧の計算(1) 第6回 水圧の計算(2) 第7回 浮力の計算 第8回 流れの連続 第9回 流れのエネルギー(1) 第10回 流れのエネルギー(2) 第11回 流れのエネルギー(3) 第12回 いろいろな流れ(1)多孔体中の水の流れ 第13回 いろいろな流れ(2)多孔体中のガスの流れ 第14回 いろいろな流れ(3)多孔体中の熱の流れ 第15回 まとめ、水理学の応用 第16回 定期試験 |
教科書 |
荻原能男「水理学の初歩」、東海大学出版会、1,300円 |
参考書 | 粟津清蔵編「絵とき水理学」、オーム社、2,600円 |
教科書・参考書に関する備考 | 教科書ではカバーしていない、「いろいろな流れ(1)多孔体中の水の流れ、(2)多孔体中のガスの流れ、(3)多孔体中の熱の流れ 」、については別途資料を配付する |
成績評価方法 | 定期試験を70%、レポートを30%で評価し、60点以上を合格とする。不合格者には再試験を実施し、再試験に不合格の場合は再履修すること。 |
履修上の注意 | |
教員メッセージ | 水や空気を含めた「流れ」という現象は私たちの身の回りで起こっています。小さなところでは、水道の蛇口からの水の「流れ」、大きなところでは、天気を決める大気の「流れ」などがあります。このような流れという現象をどのように科学的に考えるかということを学んでください。 |
学習・教育目標との対応 |
土木コースの学習教育目標との関係 ◎(D)土木専門基礎 ○(E)実験演習 建築コースの学習教育目標との関係 学科(建築コース)の学習教育目標の(A):未来をひらく科学技術者に必要となる総合的な理工学の知識の修得、(D):建設システムに共通する基礎的知識を習得する、に対応する。 |
関連科目 | 土木・建築分野における水や空気の流れについて学ぶ水理学I、水理学II、建築環境工学A、建築設備を学ぶ上での基礎的事項の習得をめざします。 |
備考 |