開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 情報電子工学系学科 |
対象学年 | 1年 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 実習中心の授業 |
授業科目名 | フレッシュマンセミナー |
単位数 | 1 |
担当教員 | 中根 英章、前田 純治、秋山 龍一 |
教員室番号 | 前田:V602 中根:F305 秋山:E203 |
連絡先(Tel) |
前田:0143-46-5413 中根:0143-46-5548 秋山:0143-46-5533 |
連絡先(E-mail) |
前田:junji@csse.muroran-it.ac.jp 中根:nakane@mmm.muroran-it.ac.jp 秋山:rakiyama@mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー |
前田:火曜日:16:00〜17:00 中根:火曜日:14:00〜16:00、金曜日:16:00〜18:00 秋山:月曜日:16:00〜17:00、金曜日:13:00〜14:00 中根、秋山のオフィスアワーは,電気電子工学科掲示板のオフィスアワー一覧、または、 http://www.elec.muroran-it.ac.jp/officehour.php も参照してください。 |
授業のねらい |
1. 高校と大学における学習の違いについて理解する。 2. 実習をとおして情報工学、電気電子工学を学ぶ目的・意義を理解するとともに、実験器具の取り扱い方を取得する。 3. 実習をとおしてコンピュータの基礎的な素養(リテラシー)を理解する。 3. グループで協力・議論しながら、問題を解決する方法を習得する。 4. 情報工学、電気電子工学分野の技術が社会や環境に与えることを認識する。 |
到達度目標 |
1. 電気電子工学に関わる数学,物理則、実験器具の取り扱い方を習得している(電気電子工学:知識力 40%) 2. 実習で得た知見を論理的に整理し、説明する能力を修得している。(電気電子工学:応用力 40%) 3. 他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得している。(電気電子工学:コミュニケーション力 20%) 4. コンピュータの利用法に関する基礎的な素養(コンピュータリテラシー)の理解を深める。 |
授業計画 |
第1週:全体ガイダンス (授業のスケジュール、情報工学、電気電子工学の概要および電気電子技術と社会・環境との関わり) 第2週〜15週:以下の[実習A]と[実習B]を各7週ずつ行う。 [実習A](前田) 実習A−2週:コンピュータ概論 実習A−3週:UNIXコマンドの使い方 実習A−4週:エディタ操作と日本語入力(1) 実習A−5週:エディタ操作と日本語入力(2) 実習A−6週:LaTeXを用いたレポート作成技法(1) 実習A−7週:LaTeXを用いたレポート作成技法(2) 実習A−8週:レポートのまとめと提出 [実習B] (中根、秋山) 実習B−9週 概要説明 実習B−10〜15週、次の@とAの実習を3週ずつ行う。 実習B−@ 10〜12週 (秋山) 2人1組10斑になって簡単なアナログ回路とPICによるディジタル回路を組み立ててライントレーサを作る。自分達で組み立てたライントレーサを制御するプログラムを作り、その働きや利用法などを検討する。 実習B−A 13〜15週 (中根) 次の3テーマの実験を行う。各実験終了後に、結果をまとめ報告する。 1) 電子の比電荷e/mの測定 2) コイルによる電磁誘導現象の観測 3) 抵抗回路の製作と電圧計測 |
教科書 |
[実習A]九州工業大学情報科学センター編「Linuxで学ぶコンピュータ・リテラシー」朝倉書店 定価(3000円+税) [実習B] 情報電子系学科 フレッシュマンセミナー 実習指導書 他に、適宜授業中に資料を配付する。 |
参考書 |
・木下是雄著「理科系の作文技術」中公新書 |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 実習Aおよび実習Bの成績を総合し、100点満点中60点以上を合格とする。点数の内訳は、実習A:50点、実習B:50点である。原則として、すべての授業に出席し、課されたレポート(報告書)をすべて提出している学生を採点対象者とする。不合格者は再履修となる。 |
履修上の注意 | 授業の変更や緊急の連絡は、掲示板で通知することがあるので注意すること。 |
教員メッセージ | この授業で対象とするのは、情報工学、電気電子工学に関係する基本的で興味を増すような実習ですので、きちんと予習と復習を行えば、全員が十分に理解できます。教員とティーチングアシスタントが実習をサポートしますので、疑問点はどんどん質問しましょう。 |
学習・教育目標との対応 | |
関連科目 |
(情報電子工学系学科夜間主コース) 今後の関連科目は、工学演習、電気電子工学実験IおよびII、プログラミング、情報工学演習A、情報工学演習B、情報工学演習C、情報工学演習D、卒業研究などである。 |
備考 |