開講学期 2010年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 機械システム工学科
対象学年 4
必修・選択 選択
授業方法 講義
授業科目名 流体機械
単位数 2
担当教員 戸倉郁夫
教員室番号 B214(仮移転先 A127)
連絡先(Tel) 0134-46-5306
連絡先(E-mail) tokura@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 月 15:00〜17:00
授業のねらい 流体機械,特にターボ機械の理解を目的として,水車,ポンプ等の水力機械,および送風機,圧縮機等の空気機械の作動原理を説明する.ターボ機械の基礎理論を重視し,これに十分な時間をあてる.さらに,具体的なターボ機械について,運転特性や運転時に発生する諸現象について解説する.
到達度目標 1.水力機械や空気機械の種類、分類を理解する。
2.遠心羽根車を持つ流体機械の特性(動力、流量など)を算出できる。
3.軸流羽根車を持つ流体機械の特性(動力、流量など)を算出できる。
4.流体機械運転時に発生する特異現象の発生や防止策を理解する。
授業計画 総授業時間数(実時間):24時間
1.流体の性質(1週)
2.流体運動の基礎(2〜3週)
3.流体機械におけるエネルギの授受(1週)
4.遠心ポンプおよび軸流ポンプ(3週)
5.相似法則(1週)
6.水車(ペルトン水車,フランシス水車,プロペラ水車)(2〜3週)
7.送風機および圧縮機(1〜2週)
(8.定期試験)
教科書 「水力学と流体機械」 八田圭爾、田口達夫、加賀拓也著 日新出版(2000円+税)
参考書 「ターボ機械」  ターボ機械協会編 日本工業出版
# 「流体機械(改定版)」 村上光清,部谷尚道著 森北出版
#  「流体機械の基礎」 井上、鎌田著 コロナ社  
教科書・参考書に関する備考
成績評価方法 定期試験を80%、レポートを20%の割合で評価し、100点満点で60点以上を合格とする。
履修上の注意 理解をより容易にするために、熱力学および流体力学の講義を受講済みであることが望ましい。
教員メッセージ レポートを多数回課す予定である。試験には、運動量の法則を使用して解く問題も出題しますので、「運動量の法則」をよく理解しておいてください。
学習・教育目標との対応 ○学科の学習・教育目標との対応:
 (A)−3 物理学等の自然科学に関する基礎知識とそれらの応用能力
関連科目 熱力学TおよびU、流体力学TおよびU
備考