開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用化学科 |
対象学年 | 4 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 化学工業 |
単位数 | 3 |
担当教員 | 吉田 豊、星 俊彦、湯原 隆、岸 明仁 |
教員室番号 | H304 |
連絡先(Tel) | 吉田 豊:0143-46-5766 |
連絡先(E-mail) |
吉田 豊:gityoshi(at)mmm.muroran-it.ac.jp 安居光國(教育システム委員):yasui(at)mmm.muroran-it.ac.jp |
オフィスアワー | 応化ホームページあるいは教員室前のオフィスアワー掲示を参照のこと. |
授業のねらい | 生産実務を担当している外来講師が,石油化学工業,パルプ工業およびセメント工業について,生産プロセス,技術の現状と問題点,およびその将来に ついて講述する. |
到達度目標 |
種々の化学工業における現場の声を聞き,各分野の最新の技術や研究開発を学ぶ. 1.化学工業の歴史,現状,今後について理解する.(25%) 2.セメント産業の現状と製造技術の概略を理解する.(25%) 3.紙パルプの用途別製造工程とリサイクル、環境問題とのつながりを理解する.(25%) 4.石油を中心とするエネルギー資源の精製法と用途を理解し、備蓄や課税など社会的 側面の概要を説明できる.(25%) |
授業計画 |
各講師が3回〜5回の講義を担当する. 総授業時間数(実時間):33.75時間 (吉田教授) 第1週 本講義の位置付けの説明,化学工業についての概論 第2週 化学工業の変遷,歴史,現状 (星講師) 第3週 セメント産業の現状 第4週 セメント製造技術概論 第5週 コンクリート製造技術 第6週 コンクリート製造技術 第7週 まとめ(セメント産業) (岸講師) 第8週 企業における危機管理 第9週 安全管理システムの概要と法令 第10週 機械設備に関する安全対策 第11週 安全衛生マネジメントシステム概要 (湯原講師) 第12週 製紙産業概論 (紙について, 紙パルプ産業,森と紙のリサイクル,紙パルプ製造工程概 要,紙パルプ産業とエネルギー) 第13週 パルプ製造技術概論 (木材組織と成分,パルプ製造法の分類,化学パルプ製造法と薬品回収方法, 機械パルプ製造法,古紙パルプ製造法,パルプ漂白法) 第14週 紙抄造技術概論 (抄造工程の概要,ワイヤーパート,プレスパート,ドライヤー・カレンダー パート,塗工,印刷法,紙試験法),まとめ(製紙産業) 第15週 まとめ(製紙産業) |
教科書 | |
参考書 | |
教科書・参考書に関する備考 | 必要においてレジメを配布する.OHP/プロジェクターで授業をすることもある. |
成績評価方法 | 各講師の講義における小テストまたはレポートによる評価を総合して60点以上を合格とする. |
履修上の注意 |
外来の先生の御都合により、講義順などが変更する予定があり、さらに講義される先生が会社の都合で変わる可能性もあります。現在のところ、工場見学の予定も明確に示せない状況です。 講義開始時に確定したシラバスを改めてご連絡します。 |
教員メッセージ |
産業界の先生との出会い,企業のホットな情報との触れ合いの機会を大切にしてください.非常勤講師は社会と大学を結びつけてくれる大事な方々です.あなたの学習意欲がそのまま本学の学生を代表することになります.鋭意努力して勉学に励んでください. (教育システム委員) |
学習・教育目標との対応 | 応用化学科の教育目標B-2(専門的知識−化学工学),D(倫理観)の達成に寄与する. |
関連科目 | |
備考 |