開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 情報電子工学系学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義及び演習 |
授業科目名 | 計算機システム |
単位数 | 2 |
担当教員 | 島田浩次 |
教員室番号 | 未定 |
連絡先(Tel) | 未定 |
連絡先(E-mail) | 未定 |
オフィスアワー | なし |
授業のねらい | 計算機のアーキテクチャとその構成に必要なハードウェア技術、構成方式に関する基礎知識を学び、計算機ハードウェア技術の変遷、計算機アーキテクチャ、メモリ階層技術と仮想記憶方式、高速処理技術などについて理解する。 |
到達度目標 |
1.コンピュータの基本機能と構造を理解する。(20%) 2.コンピュータにおける数の表現方法を理解する。(10%) 3.コンピュータの記憶階層を理解する。 (30%) 4.入出力アーキテクチャを理解する。 (10%) 5.プロセッサアーキテクチャを理解する。(30%) |
授業計画 |
1週目 コンピュータの進歩 2週目 コンピュータの基本構造と性能評価 3週目 コンピュータにおける数の表現 4週目 命令セットアーキテクチャ 5週目 コンピュータの記憶階層 6週目 キャッシュメモリの動作原理と構成 7週目 キャッシュメモリの高速化技術 8週目 仮想メモリシステムの動作原理と構成 9週目 仮想メモリシステムの高速化技術と性能評価 10週目 補助記憶装置と周辺装置 11週目 プロセッサアーキテクチャ 12週目 パイプライン処理の動作原理 13週目 パイプライン処理の高速化技術と性能評価 14週目 並列処理による高速化 15週目 定期試験 |
教科書 | 内田啓一郎、小柳滋著:「コンピュータアーキテクチャ」,オーム社 |
参考書 |
柴山潔,「改訂新版コンピュータアーキテクチャの基礎」近代科学社# 成田光彰 訳,「コンピュータの構成と設計(上,下) 第3版」,日経BP社# 堀 桂太郎,「図解 コンピュータアーキテクチャ入門」,森北出版# |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 |
評価は、定期試験100%による。 計算機システムの構造の基本的な知識を筆記試験で60%以上達成したものを合格とする。 |
履修上の注意 |
(1) 授業は、毎回必ず出席すること。 (2) 授業中に適宜演習を実施する。 (3) 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ | 情報工学を学ぶ上で計算機システムを理解していることは必須の条件であるので,しっかり勉強してほしい。 |
学習・教育目標との対応 |
この授業科目は、情報工学科の学習目標の以下の項目に対応している。 情報技術者:「情報システム」−基礎知識と構築・運用能力を身につける。 |
関連科目 | この科目は、2年次後期開講の「オペレーティングシステム」3年次開講の「組込みシステム」の基礎になるものである。 |
備考 |