開講学期 2010年度 前期
授業区分 週間授業
対象学科 応用理化学系学科応用化学コース
対象学年 2
必修・選択 必修
授業方法 演習
授業科目名 応用化学情報演習
単位数 1
担当教員 藤本敏行
教員室番号 H307
連絡先(Tel) 46-5760
連絡先(E-mail) fjmt@mmm.muroran-it.ac.jp
オフィスアワー 火曜日 10:25-11:55 水曜日 13:00-14:25
授業のねらい 今日、情報化時代といわれ、情報システムがコンピュータの利用により急速に発達し、応用理化学分野でもコンピュータを使うことはあたりまえの時代になった。この授業では応用化学分野特有の例題について演習を行うことからコンピュータを道具として使いこなすための手法を修得し、応用できる能力を身につける。
到達度目標 1. 情報メディア基礎における概念をもとに、情報システムにおけるコンピュータの位置づけを理解するとともに化学と情報の関係を理解できる。(20%) 
2.文献検索およびMSDS検索の手法を理解し、使用できる。(10%)
3. 応用化学分野における問題を対象に、プレゼンテーションソフトや分子式作図ソフトの操作を理解し、使用することができる。(30%)
4. 応用化学分野における問題を対象に、表計算ソフトを用いて、統計処理や最小二乗法、条件判断などの基本操作を理解し、使用できる。(30%)
授業計画 総授業時間(実時間)22.5時間

第1週 授業の進め方の説明
第2週 文献検索・MSDS検索
第3週 分子式作図ソフトの演習
第4週 プレゼンテーションソフトの演習1(4-7週は環境問題を主なテーマとする)
第5週 プレゼンテーションソフトの演習2
第6週 プレゼンテーションソフトの演習3
第7週 プレゼンテーションソフトの演習4(演習課題提出)
第8週 表計算ソフトを使った演習1(四則演算)
第9週 表計算ソフトを使った演習2(式の入力)
第10週 表計算ソフトを使った演習3(関数の使用)
第11週 表計算ソフトを使った演習4(相対参照と絶対参照)
第12週 表計算ソフトを使った演習5(演習課題提出)
第13週 表計算ソフトを使った演習6(統計処理)
第14週 表計算ソフトを使った演習7(最小二乗法)
第15週 表計算ソフトを使った演習8(演習課題提出)
教科書
参考書 「実験データ処理に使うExcel2007活用法」嶋貫健司著 カットシステム など 
教科書・参考書に関する備考 適宜資料を配布する
成績評価方法 定期試験は実施せず、小テスト(20%)および提出課題(80%)で評価を行う。
履修上の注意 1)演習室の端末を使用するので、自分のユーザー名とパスワードを確認しておくこと。
2)演習室の端末の基本的な使い方はすでに理解しているものとして授業を進める。
3)毎回、出席を確認する。
4)定期試験・再試験を行わず、小テストと3回の課題提出によって評価を行うので、必ず出席し、提出すること。
5)不合格者は再履修すること。
教員メッセージ 応用化学分野でもプレゼンテーションソフトを使った発表や表計算ソフトを用いたデータ整理は非常に重要となります。この演習で学んだことを実験科目などに役立てください。
学習・教育目標との対応 この科目の到達度目標1、4は応用化学コースの教育目標A(基礎)の達成に寄与し、到達度目標2は応用化学コースの教育目標E(環境)の達成に寄与する。到達度目標3は応用化学コースの教育目標G(応用)の達成に寄与する。
関連科目 この科目の履修にあたっては、1年次前期開講の情報メディア基礎を修得しておくことが望ましい。
今後の関連科目は2年次後期開講の情報処理と3年次前期開講の知的財産所有権論である。
備考 第1週に開催されるガイダンスの案内は、開催日の約1週間前にピロティー及び研究・教育棟4号館(H棟)中央玄関に掲示する。