開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 応用理化学系学科 |
対象学年 | 2 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 |
講義 |
授業科目名 | 生化学A (バイオコース) |
単位数 | 2 |
担当教員 | 長谷川 靖、チャン ヨンチョル |
教員室番号 | 長谷川(H112)、チャン(U409) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5745(長谷川)、0143-46-5757(チャン) |
連絡先(E-mail) |
hasegawa@mmm.muroran-it.ac.jp (長谷川) ychang@mmm.muroran-it.ac.jp (チャン) |
オフィスアワー | 月曜日9時〜11時(その他の時間でも時間のあるときは対応します。) |
授業のねらい | 初めて生化学を学ぶ学生を対象にして、生体物質であるタンパク質、糖質、脂質の化学の基礎を体系的に講義する。 |
到達度目標 |
1.タンパク質とは、化学的にどんな性質を持つものであるか、そして生体内においてどのような機能をはたしているのかを理解する。(25%) 2.糖質とは、化学的にどんな性質を持つものであるか、そして生体内においてどのような機能をはたしているのかを理解する。(25%) 3.脂質とは、化学的にどんな性質を持つものであるか、そして生体内においてどのような機能をはたしているのかを理解する。(25%) 4.生体内においてタンパク質、糖質、脂質がお互いにどのように相関し、生物としての機能をはたしているのかを理解する。(25%) |
授業計画 |
総授業時間数(実時間): 22.5時間 第1週 生命 I−1 第2週 水の性質 I−2 第3週 アミノ酸 II−4 第4週 アミノ酸からタンパク質 II−4,5 第5週 タンパク質の一次構造 II−6 第6週 タンパク質の二次、三次構造 II−6 第7週 タンパク質の機能、酵素作用 II−7 第8週 タンパク質の精製、結晶構造と機能 II−7 第9週 糖質とはどんなものか II−8 第10週 糖質の化学的性質 II−8 第11週 タンパク質に結合した糖質 II−8 第12週 情報伝達に関わる糖質 II−8 第13週 脂質と生体膜構造 II−9 第14週 生体膜と情報伝達 II−10 第15週 アミノ酸、タンパク質、糖質、脂質の相互転換 II−10 |
教科書 | ヴォート基礎生化学、東京化学同人 |
参考書 | 特に指定しない |
教科書・参考書に関する備考 | |
成績評価方法 | 定期試験100%で評価する。100点満点中60点以上を合格とする。 |
履修上の注意 | きちんと出席することを心がけること。 不合格者は再履修すること。 |
教員メッセージ | 全ての講義は予習と復習を想定していることを忘れないこと。タンパク質、糖、脂質の構造を中心に、生物を高校時代履修していない学生でもついていけるように授業を行います。 |
学習・教育目標との対応 |
学科の学習目標 A.語学、数学、自然科学、及び情報技術等の基礎知識を身につける。【基礎】 B-1.応用化学および生物工学に関する専門基礎知識を身につける(1・2年)。【専門】 B-2.応用化学あるいは生物工学に関する専門知識を身につける 。(2・3・4年)。【専門】 C.自ら継続的に学習する向上心を身につける。【継続】 D.次世代の科学技術者にふさわしい倫理観を身につける。【倫理】 E.広く世界に情報を求め、人と自然の調和を考えた科学技術を展開できる力を身につける。【環境】 F.科学技術者としての論理的思考力とコミュニケーシヨン能力を身につける。【論理・表現】 G.未解決の問題や新しい課題に対応できる実際的な応用能力を身につける。【応用】 応用理化学系学科の教育目標B-1(専門的知識−生物工学)の達成に寄与する。 |
関連科目 | 生命科学、生化学B、遺伝子工学、環境生物工学 など |
備考 | わからない箇所など質問があるときはいつでも教員室に来室してください |