開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械システム工学科 |
対象学年 | 4 |
必修・選択 | 選択 |
授業方法 | 講義 |
授業科目名 | 飛行力学 |
単位数 | 2 |
担当教員 | 溝端一秀 |
教員室番号 | S304 |
連絡先(Tel) |
外線からは0143-46-5368(直通)、または0143-46-5316(航空宇宙機システム研究センター、呼び出し)。 内線からは5368(直通)、または5316(航空宇宙機システム研究センター、呼び出し)。 いずれもファックス兼。 |
連絡先(E-mail) |
mizobata@mmm.muroran-it.ac.jp (教員室が留守の場合はe-mailで連絡ください。) |
オフィスアワー | 毎週火曜日13:30〜14:30 |
授業のねらい | 固体翼航空機(いわゆる飛行機)はどのようなメカニズムで飛行するのか、その性能はどのように評価されるのかについて基礎事項を修得する。 |
到達度目標 | 亜音速飛行機の各種飛行性能の概略を推算できるようになる。 |
授業計画 |
総授業時間数(実時間)24時間 1.翼および胴体の空気力学(5週) 1−1.空気流れの基本的性質 1−2.揚力・抗力の発生メカニズムと性質 1−3.寄生抗力と誘導抗力 2.飛行機の飛行メカニズムと性能(6週) 2−1.水平飛行性能と必要推力・利用可能推力 2−2.水平飛行性能と必要パワー・利用可能パワー 2−3.上昇・降下性能 2−4.航続距離・航続時間 2−5.離陸性能・着陸性能 2−6.旋回性能 3.飛行機の安定性(定性的理解にとどめる)(2週) 3−1.縦方向の釣り合いと静安定 3−2.方向と横揺れの静安定 4.問題演習(2週) 5.定期試験(1週) |
教科書 | |
参考書 |
1)牧野光雄、「航空力学の基礎」(第2版)、産業図書、1989. #2) John D. Anderson, Jr., “Introduction to Flight” 3rd edition, McGraw-Hill, 1989. |
教科書・参考書に関する備考 |
上記参考書はいずれも図書館にあります。 牧野光雄「航空力学の基礎」(第2版)は、主に第5章および第6章が該当します。 John D. Anderson, Jr., “Introduction to Flight”は,6th editionが市販されています。Amazon.co.jpで購入できます。 授業では、自作資料を適宜配付します。 |
成績評価方法 |
成績評価は、レポート(20%)および試験(80%)によって行い、100点満点中60点以上を合格とします。 原則として再試験は実施しませんので、不合格者は再履修のこと。(その覚悟でしっかり勉強してください。) |
履修上の注意 | 単位取得・高成績獲得の早道は「真面目に出席」する事ですので留意ください。 |
教員メッセージ | 飛行機の飛行メカニズムの初歩を講述します。実在の飛行機の飛行性能を概略計算できるようになることを目指します。航空宇宙工学を学ぼうとする諸君にとっては、是非とも修得すべき教科目ですので、奮って受講して下さい。 |
学習・教育目標との対応 |
(A) 工学上の諸問題を科学的に解決するための基礎知識の修得 (A)-2 数学基礎とその応用能力 (A)-3 物理学等の自然科学に関する基礎知識とそれらの応用能力 (A)-4 機械システム工学に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力 |
関連科目 |
<科目間の連携> ●この科目を必要とする科目: 航空宇宙機設計法 ●この科目に関連する科目: 機械力学、流体力学1、流体力学2、空気力学、および推進工学 |
備考 |