開講学期 | 2010年度 前期 |
授業区分 | 週間授業 |
対象学科 | 機械システム工学科 |
対象学年 | 4 |
必修・選択 | 必修 |
授業方法 | 講義および実習 |
授業科目名 | 応用機械科学設計法 |
単位数 | 1 |
担当教員 | 生産基礎工学講座、熱流体工学講座全教員、とりまとめ;松本大樹 |
教員室番号 | 松本(A316(仮)) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5334(松本) |
連絡先(E-mail) | h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp(松本) |
オフィスアワー | 火曜日 16:00〜17:00(松本) |
授業のねらい | 風力エネルギーを電気エネルギーへ変換し(風車),その電気エネルギーを利用した投射機を設計・製作する,という一連の作業をグループプロジェクトとして実施し,実証試験を行って,その結果を発表する.以上の過程を通して創造性と総合の力を養成すると共に,コミニュケーション能力およびプレゼンテーション能力の向上をめざす. |
到達度目標 |
(1)風車の設計と出力のシミュレーションができる. (2)投射機の設計と投射距離のシミュレーションができる. (3)実証試験によって物理量の計測方法を理解する. (4)設計・製作を通して,リーダーシップと協調性を養成する. (5)試験結果を整理し,発表することにより,プレゼンテーション能力の向上を図る. |
授業計画 |
総授業時間数(実時間) 22.5時間 授業目標を達成するために、「プレゼンテーション技法」の授業と連携し実施する。 授業はおよそ以下の目安で進める。日程の詳細は第1回目のガイダンス時に説明する。 (1)ガイダンス(風車の設計、投射機の設計の説明)(2週) (2)概念設計の後、風車出力の計算、投射機の設計計算を行い、それらの仕様を決定する(3週) (3)風車、投射機の製作(3週) (4)風洞を用いた風車の性能試験、投射機の調整(個別実験)(2週) (5)風車および投射機の改良、最終仕上げ(1週) (6)風車・投射機の組み合わせによる総合実験(3週) (7)まとめ(1週) |
教科書 | |
参考書 |
「例題で学ぶ 流れの力学」 加藤 宏編 丸善株式会社 # 「風車工学入門 −基礎理論から風力発電技術まで−」 牛山 泉著 森北出版 定価(2600円+税) # 「機構学」 小川、加藤著 森北出版 # 「工業力学入門」 伊藤著 森北出版 # 「基礎から学ぶ材料力学」 臺丸谷、小林著 森北出版 |
教科書・参考書に関する備考 | 必要とされる資料は授業中に配布する. |
成績評価方法 | 設計書(40点満点)、実証試験の結果(40点満点)、作業日誌(20点満点)によって評価し、100点満点中60点以上を合格とする。出席率が授業回数の4/5に満たない学生は不合格となる。不合格の場合は再履修が必要です。 |
履修上の注意 |
「プレゼンテーション技法」の授業と連携して実施しますので、必ず、両方の授業に出席してください。 受講生は必ず傷害保険に加入すること。 |
教員メッセージ | グループで設計・製作・実証実験をしますので、欠席すると仲間に多大な迷惑がかかります。極力欠席しないように努力してください。 |
学習・教育目標との対応 |
<学科の学習・教育目標との対応> (C) 工学システムを設計・製作する能力の涵養、 (E)-1 日本語および英語によるコミュニケーション能力と国際性、 (E)-2 グループ意思決定能力 <JABEEの学習・教育目標との関連> (d)-(2) 機械工学の主要分野のうち各プログラムが重要と考える分野に関する知識と、それらを問題解決に応用できる能力 (d)-(3) 実験等を計画・遂行し、結果を解析し、それを工学的に考察する能力 (e) 種々の科学、技術および情報を利用して社会の要求を解決するためのデザイン能力 (f) 日本語による論理的な記述力、口頭発表力、討議等のコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力 (h) 与えられた制約の下で計画的に仕事を進め、まとめる能力 |
関連科目 | 機構学,機械設計製図IおよびII、材料力学IおよびII、機械力学、流体力学IおよびII、応用機械科学演習、プレゼンテーション技法 |
備考 |